関川モニターさん(女性 30代) 上越市在住

 

 令和3年8月報告

【活動報告】
 
 8月1日
  夕方中央橋から稲田橋近くを歩きました。左岸側の北城排水樋管付近では工事が始まっていました。稲田橋の下をくぐる高水敷の道は立ち入り禁止になっています。水戸の川排水機場と北城排水樋管付近の草木は刈られていました。



   これから暫くの間、土砂の撤去工事が行われるようです。稲田橋の上から上流を見てみました。(写真右)


   稲田橋右岸の花壇は花が綺麗に咲いていました。ピンクの大きな花はアメリカフヨウという花のようです。
  この日はゴミも多く見られました。特に気になったのは使用済み花火のゴミです。




 8月12日
   8月中旬は天気の悪い日が続きました。雨上がりの夕方、中央橋から上越大橋まで歩きました。
   稲田橋付近の土砂撤去工事は進んでいるようです。(写真右)夏は野鳥の姿はあまり見られませんが、一本足で器用に立っているアオサギがいました。


  上越大橋からは上流に上越工業用取水堰が見えます。歩道は下流側にあるので背伸びをして写真を撮りました。(写真左)雨が続いているので水量も多めです。日が沈むとコウモリが姿をあらわします。この日は特にたくさん飛び回っていました。写真に見える黒い粒々は全てコウモリです。




 8月16日
  やぶの川辺公園から上流、高田大橋まで左岸側を歩きました。高水敷は綺麗に草が刈られています。


  チョウゲンボウと思われる小型の猛禽類が飛び回っていました。近くにはカラスが7羽ほどいて、3〜4羽ずつがかわるがわるチョウゲンボウを追いかけ飛んでいました。チョウゲンボウは時々ホバリングして急降下し、またカラスと一緒に飛んでいました。追いかけっこをして遊んでいるようにも見えました。




 8月29日
  夕方涼しくなってから中央橋から稲田橋を歩きました。日の入り直前から多くのサギがどんどん集まってきていました。ほとんどがシラサギですが、アオサギも混ざっています。頭の上を上流から来たシラサギが通っていきました。なぜ集まっているのか気になります。


  8月末、初めて米山に登りました。頂上からは住んでいる上越の街が見えて感動しました。関川や保倉川はよく見えませんでしたが、河口は分りました。柿崎川ダムも見えました。




 関川の植物
  最後に8月にみつけた草花を紹介します。  先月紹介したワルナスビに実がついていました。(写真左)青いミニトマトのようですが毒があるので、子どもやペットが口にしないよう気を付けた方が良いですね。赤紫の花はクズです。(写真右)夏から秋にかけて花が咲くようです。




 8月上旬はとても暑い日が続きましたが、お盆前後は8月とは思えないほど涼しい日もありました。しかし雨もよく降った為あまり活動ができず残念でした。中旬には増水した関川で人が流される事故がありましたが、無事に救出されたとのことで本当に良かったです。夏場は川底が見えるほど水位が低い日もありますが、雨が降ると一気に水嵩が増すので注意が必要です。