姫川モニターさん(男性 40代)糸魚川市在住


令和3年8月報告

【活動報告】

 
8月7日(土)、10日(火)、13日(金)、14日(土)、28日(土)、29日(日)

 空梅雨といってもいいくらいの降雨量だった7月でしたが、8月は中旬から下旬にかけてけっこうな雨が降りました。台風の直撃こそなかったものの、台風から変化した温帯低気圧や線状降水帯の影響を受け、姫川はたびたび増水しました。

 写真@は7日、姫川某所

写真@

 写真はまだ一連の大雨に見舞われる前の姫川某所。今年はこのポイントが鮎釣り人に人気らしく、日によっては釣り人の車が10台以上駐車されていることもありました。この7日も釣り人の車が多く停まっていたので、ズラリと竿が立ち並ぶ姿を写真に撮ろうと近づくと、あいにく、ほとんどの釣り人が今上がったところ、の様子。
 「あ〜坊主じゃなくって良かった!」
 などと談笑しているのが聞こえてきます。 ん? 人気ポイントの割には意外と釣果は良くないのかもしれませんね。その後は連日の雨で、川は釣りなどできる状態ではなくなってしまいます。


 写真ABは10日、13日の今井橋付近
 写真Cは14日、翡翠橋付近


写真A姫川橋付近 写真B今井橋付近
写真C翡翠橋付近

 14日が私感では一番の水かさだったように思います。

 ようやく、平水から減水気味になってきた28日と29日、川原に降りてみました。
 両日ともなかなかの透明度で、まだ川底にコケもついていない状態のため姫川本来の清流を満喫できました。
 川に足をつけると、夏だなあという実感がわいてきます。

 写真DEは28日、姫川大橋橋付
 写真Fは29日、山本橋付近
 写真Gは姫川某所で見つけたヒスイ



写真D姫川大橋付近 写真E姫川大橋付近
写真F山本橋付近 写真Gヒスイ


 そして今回、久しぶりにヒスイを見つけました。500グラム程度の小さなものですが、川ヒスイらしい角ばった形と、鮮翠が美しいです。
 ヒスイ拾いの中でも難易度が高いと言われる川ヒスイ拾い。確かに一日中、気張って川原を歩いても1個も見つけられないことが多いのですが、今回のように散歩程度に川原に降りたときほど見つかる気がします。欲が大敵、といったところでしょうか。  なんにせよ、「宝石・ヒスイを産出する」という姫川最大の魅力を、愛護モニターの任期中に実体験としてお伝えできてうれしいです。