姫川モニターさん(男性 40代)糸魚川市在住


令和3年7月報告

【活動報告】

 7月7日(水)、13日(火)、28日(水)、29日(木)
 今年もまた、ゲリラ豪雨による被害が各地で発生。なかでも深刻な被害をもたらしたのが、7月3日に静岡県熱海市で起こった土石流でした。盛り土が崩落するという人災的側面を持ちながらも、きっかけとなったのは、まちがいなく大雨ですし、逢初川という河川に沿って土石流が流れたことを考えれば、とても他人事とは思えません。まして、その瞬間をとらえた動画がニュース番組で繰り返し放送されるに至っては、川を観察する立場の者としてあらためて気の引き締まる思いでした。増水時は本当に気をつけなければなりません。
 さて、静岡に大雨を降らせたのと同じ低気圧は数日後、糸魚川にもやってきました。 雨が止んでから姫川を見に行くと…。

 写真@Aは7日、翡翠橋付近

写真@ 翡翠橋付近 写真A 翡翠橋付近

 こちらではそれほどの大雨とはならず、川はそこそこの増水で済みました。

 写真Bは13日、今井橋付近

写真B 今井橋付近

 数日でほぼ平水に戻った感じです。
 その後、14日には梅雨明け。私感ではなんだかあっという間に明けたといった印象でしたが、やはり記録的にも平年より短めだったようです。昨年の梅雨が長かったので余計、そんな気がするのかもしれません。
 梅雨明け後の川は一気に″夏の川“の様相となっていきました。
 減水が進み、今井橋付近の本流筋で川幅は3メートルくらいといったところでしょうか。

 
写真CDEは28日、今井橋付近


写真C 今井橋付近 写真D,E 今井橋付近


 このごろ、姫川の土手のいたるところで写真の白い花が満開になっているのを見かけます。
 切り花として売られているレースフラワーに似ているのですが、まさかそんな高級な花ではないでしょう。果たして名前はなんというのでしょうか?
 こんなとき、最近役立ってくれるのがグーグルの「レンズ」というアプリです。スマホで調べたい対象物の写真を撮れば、一瞬で名前や情報を表示してくれるというもので、この花も写真を撮ったら一発で「ノラニンジン」という植物であることが分かりました。川原の自然観察には持ってこいのアプリで気に入っています。


 写真Fは29日、姫川某所

 写真F 姫川某所

 鮎釣り人の姿もポツポツ見かけるようになってきました。