関川モニターさん(女性 30代) 上越市在住

 

 令和3年5月報告

【活動報告】
 
 5月7日
  上越大橋から稲田橋間を歩きました。東本町排水樋管の周辺は草もなく見通しが良くなっており、時々ツバメが水浴びをしていました。そしてすぐ近くでキジが「ケーンケーン」とけたたましく鳴き、母衣打ちをしていました。(写真右)


   5月になり、様々な野鳥の声も聞こえてくるようになりました。澄んだ高い声でさえずるのはホオアカです。(写真左)頬の赤っぽい模様が名前の由来だそうです。
  稲田橋の近くでは、小型のボートに乗った人が作業をしていました。何かの点検でしょうか。




 5月14日
   関川河口から直江津橋、保倉川との合流地点付近を歩きました。冬の間に高水敷に集まった流木やゴミは綺麗に片付けられていました。また、昨年7月の河川愛護モニターレポートで保倉川の看板の文字が見にくくなっていると報告をしましたが、新しいものになっていました。


   保倉川は水が濁っていました。川の両側には黄色い浮きが沢山浮いていました。また、関川には10cm前後ほどの小さなクサフグがたくさん泳いでいました。(写真右)


   川のそばを歩いていると、白の塗料で印がつけられている箇所がいくつもありました。これから修復する場所の目印でしょうか。


  剥がれたタイル等が修復されている部分もありました。海も近いので、波などで傷んだのかもしれません。




  5月26日
  とても良い天気だったのでやぶの川辺公園から下流に向かって歩いてみました。堤防道路から高水敷へ続く階段のデザインが波のようになっています。影も波の形になっていてユニークですね。


  モズのペアがいました。(写真左)雄は何かを咥えて雌に近づき雄(右)から雌(左)へ餌を渡していました。モズの求愛給餌です。上空ではトビが大きく旋回しながら飛んでいました。(写真右)




 5月29日
  早朝に中央橋から上越大橋を歩きました。稲田橋の工事も終わったようで、橋の下もずいぶん変わりました。


  関川の水位が下がると、以前中洲があった所に陸地が現れます。そこにオシドリの雄がいました。(写真左)ニセアカシアの枝の先にはオオヨシキリがとまり、「ギョギョシギョギョシ」と大声で鳴いていました。(写真右)




 5月31日
  この日も朝に稲田橋から中央橋周辺を歩きました。ホオジロがさえずっていました。(写真左)見た目も鳴き声もホオアカに似ていますが、体は赤っぽく頬の黒い線と白い部分が目立ちます。
  ラジコン式草刈機を運ぶトラックが来ました。これから除草作業が始まるようです。


  5月は野鳥だけではなく、草花も沢山見られるようになりました。しかし、名前が分からずずっと気になっていたのがヘラオオバコです。(写真左)名前が分からない草花の写真をスマートフォンのアプリで検索したところ名前が分かりました。コバンソウも5月になって多く見られるようになりました。(写真右)


  ニセアカシアの木も関川沿いには沢山生えていて、この時期は白い花が咲いていい香りがしています。でもこんなに鋭いトゲがあるのですね。(写真左)イタチハギも名前が分からずアプリで調べました。(写真右)




  5月は雨が降る日もありましたが、晴れた日は清々しく、気持ちよく活動することができました。見られる野鳥や草花の種類も増え、関川沿いを歩くのが楽しくなりました。野鳥や草花の名前が分かるようになってくると、世界が広がりますね。
  来月はこの辺りも梅雨入りすると思いますが、大雨の被害が出ないことを願います。