【事務所からのコメント】

 例年に比べ天候に恵まれた4月、たくさんモニター活動を実施して頂き、ありがとうございます。

  桜づつみに関する報告、ありがとうございます。
 関川管内の桜づつみでは、今年もすべての箇所(9箇所)で桜がきれいに咲いたことが確認出来ました。
 報告にもあります、高土町(上越大橋下流左岸)、藤野新田(右岸謙信公大橋〜関川大橋) の桜づつみは花が咲くと、とても見応えがあります。ご意見いただきましたとおり、「桜づつみ」へ多くの方に来て頂き、散策など楽しんでいただきたいと思います。併せて、関川にも親しんでいただければと思います。

 関川の雪捨て場の状況について、ご報告頂きましたとおり、4月の暖かさで融雪が進み、4月後半には、雪は殆ど見られなくなりました  現在、雪とともに運ばれた「ペットボトル」や道路上に落ちていた「ゴミ」の回収、たくさんの雪を積んだダンプトラックなどの通行により損傷した堤防上の舗装路の復旧を行っています。いずれの作業も5月末には完了する予定です。

 暖かくなり関川でも多くの動植物が見られるようになってきました。今回も関川で見つけたいろいろな動植物についての報告、ありがとうございます。特に鳥について、いろいろな情報を頂き、とても参考になります。当方も河川巡視等で確認、記録していますが、個体の見分けには苦労しています。

 関川河口部の導流堤に侵入する「釣り人」、堤防上の「原付バイクの通行」について、ご意見ありがとうございます。
 関川河口部の導流堤は、落下した際の登り口等の安全施設が設置されていないことから立入を禁止しています。導流堤の入口及び上面に「立入禁止」と明示してありますので守って頂きたいと思います。
 また、関川の堤防は利用者の安全確保の観点から、乗り入れ口などに進入防止柵を設置し、一般車両等の通行をご遠慮頂いています。進入防止柵にもその旨記載していますので、利用される方は確認頂きたいと思います。

 最後にご質問頂きました「関川 姫川 水百選」の石碑についてです。
 これは、平成8年3月発行された「川は生きている 関川 姫川 水百選」に記載されている箇所として建立されたものです。
 この「関川 姫川 水百選」 は、上越地方の「母なる川」関川と姫川の水系をすみずみまで訪れて、川と水にかかわるもろもろの歴史と文化、現状と未来をさぐり、その結果を地域の人に知ってほしいとの思いから、関川姫川水百選選定委員会が編集、建設省高田工事事務所(現_国土交通省高田河川国道事務所)が監修し、まとめられたものです。

 今年度の愛護モニター活動期間も、残るところあと2ヶ月を切りました。最後まで安全に留意され、愛護モニターの活動を引き続きよろしくお願い致します。
令和3年5月
高田出張所