姫川モニターさん(男性 40代)糸魚川市在住


令和3年2月報告

【活動報告】

2月11日
 今年の糸魚川の雪は、毎日少しずつ降るのではなく、2日ないし3日程度の間に一気に降るといった特徴があるように思います。そのため、平地でも除雪された雪が溜まった土地では根雪がうず高く積みあがっている一方、ふだんから雪が多い根知谷などの山間の町では、むしろ平年より積雪量が少ないといった声も聞きます。個人的にはものすごく雪の多い年、といったイメージなのに意外です。
 さて、川はというと、下流部では雪がなくなるタイミングも出てきました。

 写真@Aは2月11日の北陸自動車道下付近


 この日は、川原の残雪を踏みしめつつ、姫川本流付近に近づいて観察してみました。
川の流れはここのところ、降雪に合わせてちょっとした増水と減水を繰り返しています。
この日は少し減水した状態でしたが、まだ増水時のカサが足りないのか、川底の石にはコケがだいぶん付いたままでした。ただ、流れ自体は白濁りが少なめでけっこうきれいです。

写真@ 北陸自動車道付近 写真A 北陸自動車道付近


2月15日、24日
 最近、ホテル國富アネックス前の川原では、なにやら大規模な工事をしています。糸魚川と松本を結ぶ新たな道路建設が進んでいますが、その絡みでしょうか。

 写真Bは2月15日のホテル國富アネックス前付近
 写真Cは2月24日のホテル國富アネックス前付近


 15日は小雪がちらつく中、24日は増水した川の流れに迫られながら、多くの重機が稼動していました。姫川下流部では川の流れを一時的に変えるためか、よくちょっとした堤防を造っているのを見かけます。重機が動くと、けっこうアッという間に石積みの堤防ができていくもので、これはこれで迫力のある風景です。
ホテル前の工事はただの堤防工事ではないようで、川原のあちこちに凹凸を造っているように見えます。なにができるのだろう?
 
写真B ホテル國富アネックス前付近  写真C ホテル國富アネックス前付近


2月22日、27日
 17日と18日の2日間、また糸魚川にドカ雪が降りました。1月8日から10日にかけての大雪に勝るとも劣らない降雪量でしたが、雪が止んでからは急激に気温が上がったため、此度の雪はすごい勢いで解けていきます。

 写真Dは2月22日の今井橋付近

 雪解け水を湛えた姫川の流れはここのところでは一番の増水です。
その数日後に、また川原へ降りてみました。

 写真Eは2月27日の翡翠橋付近

 この日はもう、だいぶ減水傾向です。一気に水かさが増して、引いていったため、今回は川底のコケやゴミがかなり流された様子。きれいな水の流れを鑑賞できました。

写真D 今井橋付近 写真E 翡翠橋付近