【事務所からのコメント】

 1月分のモニター報告ありがとうございます。
 1月は、年末年始から続いた寒波の影響で雪が降り続き、特に7日から11日にかけ、上越の平地で大雪となり、上越市高田で1日に1mを超える雪が降るなど、上越地域は記録的な積雪に見舞われました。
 モニター報告にもあります、関川への排雪作業など、今回、降り積もった雪処理として、関川にて行われている除雪に対する支援内容について紹介します。

 1点目は、市内に降り積もった雪の排雪場として、関川の河川敷が活躍しています。
 現在、関川の河川敷では、以下の5箇所(下流より)が雪捨て場として利用されています。
 @関川右岸3.0k〜3.6k付近(関川大橋上流、上越市藤野新田地先)
 A関川左岸4.2k付近(謙信公大橋上流、上越市木田地先)
 B関川右岸4.8k付近(春日山橋上流、上越市北田屋新田地先)
 C関川右岸6.8k〜7.2k付近(上越大橋下流、上越市上島地先)
 D関川右岸10.5k付近(今池橋下流、上越市今池地先)
 以上です。
 @は、国道除雪の排雪場として、
 A〜Dは市道等の排雪場として利用されて
います。
 どの箇所とも、ダンプトラック等により沢山のくさんの雪が運び込まれ、運び込まれた雪を ブルドーザが敷均すといった作業が連日行われていました(今でも続いている箇所もあります)。

 2点目は、「上越消流雪用水導入施設」の稼働です。
 「上越消流雪用水導入施設」は、一斉雪下ろしにより出た雪の排雪場となる「高田城址公園外堀(南堀)」へ、関川の河川水を導水するための施設です。外堀の水温より温度が高い河川水を導水することで早期に融雪することを目的としています。
 「一斉雪下ろし」に伴う排雪作業は、1月23日より始まりましたが、 上越消流雪用水導入施設の稼働は、大雪に見舞われた7日から11日の翌日、12日より開始し、一斉雪下ろしに向け準備しました。
 雪下ろしに伴う排雪作業は、1月27日に完了しましたが、排雪された雪を溶かすため、上越消流雪用水導入施設は現在(2月5日)も稼働中です。

 

 今回は、回答というより、1月の大雪に対して関川が行った除雪支援について紹介させて頂きました。
 2月も雪が降ることが予想され、降雪や積雪によりモニター活動が困難な場合もあろうかと思います。くれぐれも安全第一でモニター活動をお願い致します。
令和3年2月
高田出張所