姫川モニターさん(男性 40代)糸魚川市在住


令和3年1月報告

【活動報告】

1月5日
 あけましておめでとうございます。実家は東京にある筆者ですが、コロナ禍で帰省もできず、かといって自然の中で遊ぼうにも山と川は積雪クローズ、海は大荒れで近づけず、スキー場はこれまた感染リスクが高そう、といった感じで本当に巣ごもりのみの正月でした。そして5日になって今年初めての川観察へ。

 写真@Aは1月5日の今井橋付近。除雪された雪の山で川がよく見えない…


 年末年始に「数年に一度クラスの大寒波」の数日を経て、根雪がさらに深くなった様子。しかし、今から考えればこの数日後の寒波の方が、糸魚川の場合は積雪量がさらにすごかったです。

写真@ 今井橋付近 写真A 今井橋付近


1月13日
 8日からまた寒波の到来。10日まで断続的に降り続き、糸魚川では特に9日夜から10日朝にかけて一番降雪量が多かった気がします。9日の段階ですでに筆者の車の上には1メートル以上雪が積もっていて、押しつぶされそうな気がしてきたので1回雪下ろし。ところが翌10日の朝には元通りの雪だるま状態に戻っていてビックリでした。この日は自宅の玄関から出るのひとつとっても、チェストハイウエーダー(胸まである胴長)を履いてスコップを手に雪を掘って道を作りながらの苦行となりました。

 写真BCは1月13日の今井橋付近

 さて、川観察は13日になってから。本当は毎日のように川を見てはいたのですが、なにしろどこもかしこも除雪された雪が山と積んであって、駐車場所がゼロだったのです。
 川原は完全に雪に覆われていて、川原に降りようとすれば、もはやかんじきやスノーシューが必須ですね。
 今回、写真は撮り忘れてしまいましたが、雪の川原で楽しいのは、動物の足跡。ふだん、野生動物などあまり見かけない下流域でも、いろんな種類の足跡があって驚かされます。これはキツネ、これはおそらくウサギなどと想像するのが楽しいのです。
 
写真B 今井橋付近  写真C 今井橋付近


1月21日、25日
 糸魚川に大雪をもたらした寒波が去ってから10日以上。翡翠橋より上流域の川原にはすごい量の雪が残っています。これはもう完全に春まで解けないな。

 写真Dは1月21日の翡翠橋付近

 それでもジワジワと雪は解けていき25日、最下流部の一番海に近い橋・姫川橋付近ではだいぶ地面が露出してきました。

 写真Eは1月25日の姫川橋付近
 写真Fは同日の姫川大橋付近川原の臨時雪捨て場


 それでも、その少し上流の姫川大橋付近川原の雪捨て場には、この日も次から次へと雪を満載したダンプカーがやって来ます。雪が止んでもう2週間以上経っているのにです。今回の積雪量がいかにすごかったか、この光景が物語っていると思いました。
2月もまだまだ降りそうで、正直、いやになります。川観察もまた、ほとんど川原の積雪量のみの観察となってしまいそうですね。 


写真D 翡翠橋付近 写真E 姫川橋付近 

写真F 姫川大橋付近