令和2年10月報告
【活動報告】
10月2日
稲田橋から中央橋左岸でドローンを見かけました。関係者と思われる方が堤防道路の上で操縦していました。黒と白の対空標識と思われるものが設置してあったので、ドローンを用いた測量が行われていたのではないでしょうか。
10月3日
夕暮れ前、中央橋から下流を見ると中洲の付近と川岸の木の上に多くのサギが集まっていました。上流や下流、高田城址公園の方からも飛んできます。
200羽ほどいたサギですが、翌日早朝には1羽もいなくなっていました。
10月6日
前日に堤防で作業をしているのを見かけて気になっていたので、この日は中央橋から稲田橋まで左岸堤防道路を歩いてみました。
オレンジ色のロープが張られ堤防道路より下には降りられなくなっています。中では大きな草刈機に乗って作業をしている人がいました。草が刈られ見通しが良くなった所にキジが4羽出てきていました。少し小さめの雄と雌がいたので家族かもしれません。
工事内容が詳しく書かれた看板がありました。先月河口付近で行われていた河道掘削工事が、この辺りでもいよいよ始まるようです。
北城排水樋管周辺では足にリングがついているハトを見かけました。時々ここで見かけるハトです。ここではこの日も小さな魚の群れやカワセミを見かけました。
午後は直江津に行ったので河口に立ち寄ってみると、波が高く海からの水が逆流していました。
河口で波に乗っている鳥の群れがいたのでよく見てみるとオシドリの群れでした。40羽ほどいました。関川や高田城址公園で時々オシドリを見かけることはありましたが、このような大群で見たことはなかったのでとても驚きました。
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10月7日
関川河口の船見公園から関川大橋間を一周しました。この辺りも左岸側と右岸側でそれぞれ河道掘削工事を行っていました。御館川との合流付近にある中洲には多くの水鳥が羽を休めていました。中でもヒドリガモは今シーズン初めて見ました。北から越冬するために上越まで遥々渡って来たのでしょう、まだ地味な羽の色をしたエクリプス(非生殖羽)のヒドリガモたちです。
関川大橋を歩くのは初めてです。右岸側の河道掘削工事の様子です。
10月21日
稲田橋から中央橋の間の中洲に重機が入り生えている草木を撤去していました。
(写真左)
下流の上越工業用取水堰付近でも工事が行われていました。(写真右)
10月29日
稲田橋から中央橋の間の中洲の草木がなくなり、ずいぶんすっきりしました。下流ではショベルカーが斜面の草刈りを行っていました。
10月になり野外での活動が気持ち良い時期になりました。
関川中流の河道掘削工事も始まり、堤防道路を歩くたびに景色が変わっていっています。今年の台風シーズンは去年のような洪水もなくほっとしました。この河道掘削工事によって今後洪水被害の心配が少なくなることを願っています。
その一方で関川の豊かな自然が減ってしまうのも少し残念に思っています。野鳥や小動物、昆虫、魚など様々な生物が住む関川なので、この工事でどのような影響があるのか気になるところです。
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