【事務所からのコメント】
 
  9月は、例年にない暑い日が多くありましたが、そんな中での河川愛護モニター活動、ありがとうございます。

 例年、多くの方が観に来られる関川大橋右岸側付近の河川敷の「コスモス畑」
昨年の状況
左:関川大橋右岸河川敷「コスモス畑」
右:「コスモス畑」でのコンサート
ですが、今年は新型コロナウィルス感染症拡大防止の 観点から、種まきを中止することとなりました。
 コスモスの花の見頃を迎える10月には、種まきを行った小学校の児童による「コスモスコンサート」が開催されていたのですが、今年は、これも見送りとなりそうです。
早くこの状況が終息し、これまでの状況に戻ることを祈るばかりです。

 関川河口付近で確認頂きました「河道掘削工事(浚渫工事)」。
 これは、洪水時の流れを阻害する恐れがある「堆積土砂」を掘削し、水の流れる断面を確保することを目的に実施しています。今後、稲田橋から中央橋間でも「掘削」を行う予定です。活動で確認された「ピンクのリボン」も工事を行うために設置したものです。
 今後も工事が本格化し、河川敷内や堤防上を重機が走行します。河川のご利用にあたりご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

 河口付近の川の中で10個程度発見され、
夜間の「ブライト」の点灯状況
これは何かとご質問頂いたものは「ブイラ イト」と呼ばれるものです。その名のとおり、ブイ(浮子)にライト(電灯)が付いたもので、夜、この付近を舟が通行する際、 舟が護岸やブロック等への接触を防止する ための目印として設置しています。

 直江津水位観測所、荒川橋のユニークなデザイン。
 これは、昭和63年から平成9年の間に、関川の河口〜2.2qの区間で行われた「関川下流部激特関連改修特定緊急事業」の際、関川の改修と市の景観がマッチするようにと関係する市、県、国でいろいろ話し合いを行い、造ったものと聞いています。この他にも、護岸のコンクリート壁部や高水敷にレリーフが設置してありますので、ご覧頂ければと思います。

 保倉川の係留禁止の看板、古くて申し訳ございません。
 ご推察のとおり、以前、保倉川には多くの舟やボートが係留されており、洪水時の流れの阻害となっていました。保倉川への舟の係留を無くすことを目的に「マリーナ上越」が造られ、多くの舟やボートがそちらへ停泊してもらうことになり、現在では保倉川への舟の係留が無くなりました。

 中央橋上流左岸に設置されている「上越消流雪用水施設」の取水口。これから迎える冬に稼働する施設です。今後、点検整備を行い、冬に向け準備を行っていきます。

 秋も深まり初め、寒暖差も大きくなってきましたので体調管理にはご留意頂く共に、安全第一でモニター活動をお願いします。
令和2年10月
高田出張所