【事務所からのコメント】
 
 7月の河川愛護モニター活動について、ご報告をいただきありがとうございました。
 今月から一年間活動をよろしくお願いします。

 「川筋の変化が見られた」と報告がありましたが、姫川は増水があるたびに、みお筋が大きく変わるため、治水を行う上でとても難しい河川だと感じております。
 急流河川姫川で現在実施している工事の主なものは「護岸の根継ぎ工」です。
 非出水期の10月以降から工事を実施する予定ですので、今後、紹介していきます。

 ようやく8月2日に梅雨が明けました。
今年はいつもより梅雨がとても長く感じましたので、統計データを調べてみました。
(右表:気象庁HPより)
その結果、平年より梅雨明けが遅く、梅雨 の期間も長かったことが分かります。

 「白濁と鮎釣り」の報告がありましたが、昨年(令和元年)6月の白濁はとてもひどくセメントペーストが流れているような状況でした。今年は5月中旬に一部白濁がみられましたが、昨年ほどの濁りではありませんでした。
 先日、漁協の方と話をした際には「昨年は白濁で鮎釣りは全くだめだったが、今年は姫川本来の清流を保っているし、7月1日の鮎釣り解禁以降、釣客が徐々に増えてきているので安心している」とのことでした。

鮎釣りの様子
令和2年8月
糸魚川出張所