関川モニターさん(男性 60代) 上越市在住


令和2年5月報告

【活動報告】
 
 5月はクールビズの開始月であり天気の良い日は気温が上がり月初めよりいきなり暑い日があったりと例年より暑さが早く来たと感じる月でした。

 今月最初のモニター活動は、5月3日(日)am10時半過ぎから40分程ですが、労災病院横(左岸側)〜直江津橋〜荒川橋(左岸側)まで往復にて活動しました。



 写真@はスタート地の労災病院横の河川堤防と河川内風景です。 当日の活動時間帯は写真では曇り空で景色が霞んでおりますが、気温が25度位ある日でしたので、汗びっしょりとなりました。

 写真Aは「東雲町緊急資材倉庫」であり写真Bはその近辺の河川堤防と河川敷の風景です。既に河川堤防の法部分の草刈りがなされておりました。

 写真C〜Hは、直江津橋を過ぎ下流側の荒川橋手前で、河川敷と堤防道路沿いの市道との境界沿いにあるコンクリート製壁に描かれているコンクリートで描かれた壁画を発見しました。全部で6箇所ありました。
 今回初めて見つけたのですが、この区間は以前活動した際には堤防道路に当る市道を歩いていたために見つけることができなかったものです。

 これで、河川愛護モニターとして担当する範囲を全て踏破することができました。次回は、また気持ちを新たにモニター活動を努めたいと思います。

ここで質問です。このコンクリート製の壁画は、どのような経緯で設けられたものでしょうか。?
 
写真Iは、先ほどのコンクリート製壁画と同じような但し色付きのものです。 左側は神輿渡御で、右側は祇園祭の様相を表しているようです。 これも今回初めて見ました。

 写真Jは、荒川橋を超え河口方面(左岸側)をみたものです。 普段のGW期間中でしたらこの付近にも釣り人やらが結構いる地域ですが、 新型コロナウィルスの為ほとんど人は見受けられせん。

 写真Kは、直江津水位観測所です。 今回の活動では、目立つゴミは見当たりませんでした。



 今月2回目のモニター活動は、5月23日(土)am7時頃から約1時間程ですが儀明川管理橋〜大瀬川管理橋〜正善寺川管理橋〜春日山橋(左岸部)間を往復活動しました。

 今日は月間活動指標になっている鯉の産卵回遊を確認する事を最大目標に活動しました。

 写真LMと儀明川及び大瀬川を確認した際には残念ながら水も多少濁っている事も有り、大型の魚影を確認できませんでした。 が、最後の写真OPのとおり正善寺川合流部において鯉らしき数匹の魚影を確認することができましたので目標は達成でき、最後に復路の大瀬川においても 写真Qのように魚影が確認できました。
 
 
 写真Nはいつもお世話になっています「高田河川国道事務所高田出張所」です。 大瀬川管理橋と正善寺川管理橋との中間の関川河川沿いに面しておりますので、モニター活動中には前面の河川堤防を行ったり来たりすることがとても多く、その為より身近に感じています。 本日の活動でも目立つゴミは見当たりませんでした。


今月は、@労災病院横〜(左岸側)〜荒川橋間を往復移動活動,
    A儀明川管理橋〜春日山橋間を往復移動活動
 以上2回の活動でした。



【関川関係年間行事予定(2019年7月〜2020年6月)週末〜土日のみ】
07月 08月09月 10月 11月 12月 01月 02月 03月 04月 05月 06月 上越まつり「みこしの川下り」(例年7/26前後)

関川・姫川直轄改修50周年記念事業「関川・姫川バスツアー」(9/28・29)

河川敷コスモス満開見頃時期
関川・姫川直轄改修50周年シンポジウム 関川
及び周辺河川内でサケの産卵の為の回遊が見れる。
地域によっては関川河川敷内での「どんど焼き」が見られる。
大雪時関川河川敷内雪捨て場利用が見られる。→
今期は設営無しでした。
河川敷内雪解けとともに春の芽吹きの時期
三交地区(右岸)桜づつみなどの関川堤防の桜が見頃時期 関川及び周辺河 川内で大型の鯉の産卵の為の回遊が見れる。関川の伐採木無償配布時期
関川クリーン作戦(例年6月末の日曜)


【事務所からのコメント】
 
 5月期の河川愛護モニターの報告ありがとうございます。
 今年の5月は、春を飛び越し夏を感じる暑い日が多くあい、季節が一気に進んだように感じます。

   ご質問頂きました、直江津橋から荒川橋の河川敷と堤防道路沿いにあるコンクリート製の壁に描かれている「壁画」についてです。

 これは、昭和63年から平成9年の間に、関川の河口〜2.2qの区間で行われた「関川下流部激特関連改修特定緊急事業」の際に描かれたものと聞いております。当時の工事関係者が、関川の改修が完了した後に、川に親しんでほしいとの思いを込めて、地元の小学生らに絵を描いてもらい、コンクリート壁部や高水敷にレリーフとして設置したものとのことです。

  荒川橋下のレリーフの「色つけ」については、平成29年、当時の直江津小学校の4年生が、総合学習の中で関川を散策している時にこのレリーフに気づき、このレリーフの存在をもっと知ってもらいとの思いから、色を塗ることを高田河川国道事務所へ提案頂き、実施したものです。「色つけ」から約3年が経過しましたが、地元の児童によって新しく生まれかわったレリーフの存在を市民にもっと知ってもらえると嬉しいと思います。

平成29年に行われた、レリーフに色付けする児童たちの様子と
色付けされたレリーフと一緒に記念撮影の様子です。


 ゴミの投棄について、確認報告ありがとうございます。  こちらとしましても、河川巡視や点検、除草などの各種作業等で監視を行っているとこですが、飲食後の紙くず、ペットボトルや空き缶などの投げ捨てや放置自転車は、まだまだ後を絶ちません。家庭で不要となった物は「川」でも不要です。「川」にゴミを捨てるのは家に捨てるのと一緒だと思います。
 川へのゴミの投棄は、やめて頂きたいと思います。

 新型コロナウィルス感染症の影響で、月間行事予定に記載のあります、
  5月 関川の伐採木無償配布
  6月 関川クリーン作戦
 の2行事については、感染拡大予防の観点から、現時点で開催を中止することとしています。
 例年開催してきたことが実施できないのは非常に残念です。この事態が少しでも早く収束することを願うばかりです。

  令和元年度の河川愛護モニター活動も残りわずかとなりました。  最後まで安全第一でモニターの活動をよろしくお願いします。   
令和2年6月
高田出張所