関川モニターさん(男性 60代) 上越市在住


令和2年4月報告

【活動報告】
 
 4月はそれまでの暖冬故に暖かくなるかと思いきや、初旬にはアラレやミゾレの降る日あったりと例年よりは寒い日が多い月でした。

 今月最初のモニター活動は、4月11日(土)am9時半過ぎから1時間程ですが、中央橋(右岸側)〜櫛池川〜今池橋(右岸側)まで往復にて活動しました。
 今回の活動中には、この春初めてのウグイスの鳴き声や、モンシロ蝶やアゲハ蝶やツバメまで飛んでいる姿を確認する事ができました。
 写真@は、河川敷内の模様ですが、ゲートボールをしている姿がありました。 実はこのゲートボールの向こう側の同じ河川敷の箇所は、例年ならば今この時期に高田城址公園の桜観光用の来客駐車場として使用される場所です。 今年は新型コロナウィルスで観桜会が中止となってしまい寂しい状態です。
 写真Aは、新潟県立看護大学裏手側の関川河川堤防の桜づつみの桜です。 先月報告ではまだ咲き始めの段階でしたが、当日は満開から散り始めという段階です。それにしても桜の花を見ますと、春になった実感がします。
 写真Bは、櫛池川が関川に合流する地点から関川上流方面を見たものです。
  実は、関川・保倉川河川愛護モニターになり唯一河川堤防を踏破していなかった箇所が、ここの櫛池川合流部地点の関川上流部と下流部との間でした。 この間は近くに櫛池川を跨ぐ管理橋がありませんので、一端櫛池川の上流方面へ300m程さかのぼって、そこにある櫛池川橋を渡りもう一度櫛池川の関川合流部地点まで迂回するしかありません。
 更に櫛池川河川堤防の大半は未舗装でありますので、降雨時等は通行に支障があることからいままで踏破できなかったものです。
 これで、河川愛護モニターとして担当する範囲を全て踏破することができました。次回は、また気持ちを新たにモニター活動を努めたいと思います。


 今月2回目のモニター活動は、4月25日(土)am10時頃から約1時間ですが 謙信公大橋〜(右岸部)〜関川大橋横断経由〜(左岸部)〜謙信公大橋間を周回活動しました。
  先月も同じコースを反対回りにて報告したところで同じ箇所ですが、1か月後の様相を見てきました。
 写真Cは、上越公共下水道渠の所の関川流入部の写真ですが、鴨らしき水鳥が多く密集しています。恐らくここに餌となる小魚か何かが多くいるのであろうと推測出来ます。勿論この推測に当たっては、ここの公共下水道からの排水が深く関係しているだろうという事はどなたも異論は無いと思います。
 ですが、それから先の原因究明は、他の方におまかせしたいと思います。
 写真Dは、藤野新田桜づつみの桜の木です。この桜だけまだ花をわずかだけですが残していました。 今年は「新型コロナウィルス」の為、桜の花を例年ほど楽しめませんでした。 ですので、来年こそは満開の桜の下を散策したいと願うばかりです。
 写真Eは、「リバーサイド夢物語」と看板が掲げられている箇所を撮ったものです。この季節には黄色い菜の花と見られる花が咲き誇っているのが確認できます。


 写真Fは、塩屋緊急資材倉庫の北側の当日風景です。
 先月も同じ箇所を報告していますが、置かれている伐採木の量にそれほど変わりは無い様です。 この伐採木の無料配布はいつ頃になるのでしょうか。?
 写真Gは、同じく塩屋緊急資材倉庫の南側にて確認しました簡易トイレです。 以前にはここにトイレは無かったと思うのですが、どうなのでしょうか。?
 写真Hは、塩屋緊急資材倉庫より上流側の河川敷内のカヤに赤い帯(リボン)が 巻きつけてありましたので撮ったものです。(写真の赤〇印の位置です。) このリボンは、昨年からの活動経験から、河川敷内の草木類の伐採範囲を示していると思われます。
 写真でわかりますように、対岸は既に今冬に伐採済みですので、いずれ手前側も同様な状態になるのでしょう。 今回の活動では、目立つゴミは見当たりませんでした。 。
 
 
 今月は、@中央橋〜(右岸側)〜今池橋間を往復移動活動
     A謙信公大橋〜関川大橋間を周回活動

 以上2回の活動でした。


【関川関係年間行事予定(2019年7月〜2020年6月)週末〜土日のみ】
07月 08月09月 10月 11月 12月 01月 02月 03月 04月 05月 06月 上越まつり「みこしの川下り」(例年7/26前後)

関川・姫川直轄改修50周年記念事業「関川・姫川バスツアー」(9/28・29)

河川敷コスモス満開見頃時期
関川・姫川直轄改修50周年シンポジウム 関川
及び周辺河川内でサケの産卵の為の回遊が見れる。
地域によっては関川河川敷内での「どんど焼き」が見られる。
大雪時関川河川敷内雪捨て場利用が見られる。→
今期は設営無しでした。
河川敷内雪解けとともに春の芽吹きの時期
三交地区(右岸)桜づつみなどの関川堤防の桜が見頃時期 関川及び周辺河 川内で大型の鯉の産卵の為の回遊が見れる。関川の伐採木無償配布時期
関川クリーン作戦(例年6月末の日曜)


【事務所からのコメント】
 
 4月、初めは冬の寒さを、中旬以降は春の暖かさと感じる、寒暖の差が大きい月となりました。そんな中での河川愛護モニター活動、ありがとうございます。


 関川上流域での活動、ありがとうございます
 関川直轄区間の踏破、お見事です!
 ご意見のとおり、下流域に比べ上流域は「合流点部に管理橋がない」「未舗装区間がある(県管理区間の一部)」など、河川利用の観点から見ると不便に感じるとところはあるかもしれません。ただし、河川管理を行う上で、必要最低限の整備となっていることもご理解ください。


 桜づつみに関する報告、ありがとうございます。
 関川管内における桜づつみの箇所等については、以前の回答でお知らせしているとことですが、今年も、すべての箇所の桜がきれいに咲いたことが確認出来ました。
 また、報告にもあります「藤野新田」の桜づつみでは、近くの結婚式場と思われるのですが、桜を背景に新郎新婦の晴れ着姿を記念撮影する姿や、これまた近くのケアハウスの方々がお花見に来られる姿など、多数の方が散策される姿が見られました。

 桜を背景に新郎新婦の晴れ着姿を
記念撮影(4/8
ケアハウスの方々がお花見しています(4/9)


 非常に残念だったのは、新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から「高田城址公園観桜会」が中止となったこと。関川の河川敷(中央橋左岸、稲田橋左岸)も上越市が一時的に占用し、臨時駐車場として整備をして頂いたのですが、1週間程度の使用で閉鎖となってしまいました。来年は、いつもどおり多くの方々が来られる「観桜会」となればよいですね。


 関川大橋〜謙信公大橋までの活動報告にあります「塩屋緊急資材庫」周辺で確認された幾つかの点についてお答えします。
 倉庫北側に置かれた「伐採木」の「無償提供」は、新型コロナウィルス感染症拡大防止の対応にあります「3密」を避けるために現在、実施を中断しています。実施の目処が立ちましたら、事務所HP等でお知らせします。
 倉庫南側で確認した「簡易トイレ」。これは、水防などの緊急時に資材を取りに来た方や平常時の河川利用者に利用頂ければと思い、 4月〜11月の期間、設置しています(今年は4/23に設置しました)。塩屋以外に、春日新田、高土町、稲田の各資材庫脇に設置しています。
 資材倉庫より上流側の河川敷のカヤに巻き付けてあった「赤いリボン」は、ご推察のとおり、河川敷内の草木類の刈り取りを考えている箇所に設置しています。今後、時期を見ながら、刈り払い等を行っていく予定です。

                                         今年度の愛護モニター活動期間も、残るところあと2ヶ月を切りました。最後まで安全に留意され、愛護モニターの活動を引き続きよろしくお願い致します。      
令和2年4月
高田出張所