関川モニターさん(男性 60代) 上越市在住


令和2年3月報告

【活動報告】
 
 3月は、例年どおり寒さと暖かさが矢継ぎ早に訪れる気候となりました。なお27日(金)に高田城址公園桜の開花宣言があり、史上最速の早さでした。

 今月最初のモニター活動は、3月7日(日)am10時過ぎから1時間程ですが、上越大橋(左岸側)〜稲田橋(横断し右岸側へ)〜上越大橋経由〜水防ヘリポートまでを活動しました。 この日は朝から天気が良かったですが、放射冷却で寒い中での活動でした。
 写真@は、河川敷内の模様ですが、きれいに草木類が除去されています。 前回ここを訪れた1月とは全く違う景色に驚かされました。
 写真Aは、河川敷内の模様ですが、きれいに草木類が除去されています。 前回ここを訪れた1月とは全く違う景色に驚かされました。
 写真Bは稲田橋より上流側を望んだものですが、河床内の左岸側河床が露出しており、通常通水量の多いこの雪解け時の季節に珍しい光景です。
 写真Cは、12月報告でも紹介した上越工業用取水堰ですが、どうやら工事は終えたようです。(新潟県が主体の工事であると先回回答頂いたものです。)
 写真Dは、2月報告でも紹介した土橋地内の河川敷内の河道掘削工事の完了後模様を対岸側から見た近景です。写真@と同様にきれいに伐木除根されているのが確認できました。
 写真Eは、水防ヘリポートですが、この日は親子が遊んでいるのが見えました。 今回の活動では、河道掘削工事のおかげかゴミは見当たりませんでした 。


 今月2回目のモニター活動は、3月21日(土)pm3時過ぎから約1時間ですが謙信公大橋左岸部〜関川大橋横断経由〜謙信公大橋間を周回活動しました。 写真Fは、塩屋緊急資材倉庫南側の写真ですが、以前から気になっていたので掲載しました。
ここで質問です。この○で囲みましたが盛られた土は何なのでしょうか?
 写真Gは、同じく塩屋緊急資材倉庫の北側の当日の風景です。 御覧のとおり同倉庫の北側に伐採木が置かれています。 新年度において伐採木の無料配布のものと思われます。
 写真Hは、活動途中の河川堤防を撮ったものですが、よく見ますと一部濃い茶色に見えるのり面部がありました。近付いて見ますと、それは既に成長し伸びきった状態のようなつくしの群集でした。いつの間にか、つくしが出て春が来ていた様です。
 写真Iは、リバーサイド夢物語の模様です。今は何もない状態ですが、左側の堤防上に「藤野新田桜づつみ」が見えます。
 写真Jは、その桜づつみにある桜の木の枝を撮ったものですが、桜の花となるつぼみをたくさん付けており、近いうちに花が見れると思わせる状態となっているのが確認できました。 咲きましたらまた報告したいと思います。
  写真Kは、堤防上に表示しありますある距離案内表示なのですが、一部分が?がれて、まくれあがっている状態が分かります。 自分は今までこの距離案内表示は、ペンキで路面上に描かれているものだと思い込んでいたのですが、この件で路面上にシールのように貼り付けたものであることを初めて知りました。
 今回の活動は、時折風速15m級の強風が吹く中で行いましたが、それにも関わらず堤防上を散歩・ランニング・サイクリングする方が時々いて大層驚きました。手軽に無料でできる運動を行える良い場所であるとつくづく感じます。 なお、この強風のせいか今回は目立つゴミもありませんでした。


 今月3回目のモニター活動は、3月29日(日)pm4時半頃から約30分ですが前回活動箇所の「藤野新田桜づつみ」と上越大橋下流右岸側の同じく「桜づつみ」を、主に桜の開花を確認しに活動しました。というのも、「高田城址公園の桜」の開花宣言が27日(金)にありましたので、関川河川堤防上にある桜の状況を確認せずにはいられず、午前中みぞれが降って午後からようやく雨があがったので、この好機を逃さず行ってきました。



 写真LからNは、上越大橋下流左岸側の桜づつみの状況です。 写真Mでわかりますように、ようやく開花し始めた感じです。
 写真OからQは、藤野新田桜づつみの状況です。 写真Pでわかりますように、ほんの少しだけ開花が始まったようです。 両桜づつみを見てみますと、以前も申したように高田城址公園の桜の開花時期 が多少遅いとわかります。 その時にも言いましたが、関川の河川水による外気温の差がその原因と思いますがどうでしょうか。?


 今月は、@上越大橋〜稲田橋間を周回+水防ヘリポート間を往復移動活動,          A謙信公大橋〜関川大橋間を周回活動
     B上越大橋近くの桜づつみ+藤野新田桜づつみ移動活動
以上3回の活動でした。

  暖冬と言われたこの冬でしたが、今月は寒い日もそれなりにあり、下旬の29日にも朝方降雪があったりと、暖冬と言われたこの冬ではなく例年どおりの気候に戻ったようでした。


【関川関係年間行事予定(2019年7月〜2020年6月)週末〜土日のみ】
07月 08月09月 10月 11月 12月 01月 02月 03月 04月 05月 06月 上越まつり「みこしの川下り」(例年7/26前後)

関川・姫川直轄改修50周年記念事業「関川・姫川バスツアー」(9/28・29)

河川敷コスモス満開見頃時期
関川・姫川直轄改修50周年シンポジウム 関川
及び周辺河川内でサケの産卵の為の回遊が見れる。
地域によっては関川河川敷内での「どんど焼き」が見られる。
大雪時関川河川敷内雪捨て場利用が見られる。→
今期は設営無しでした。
河川敷内雪解けとともに春の芽吹きの時期
三交地区(右岸)桜づつみなどの関川堤防の桜が見頃時期 関川及び周辺河 川内で大型の鯉の産卵の為の回遊が見れる。関川の伐採木無償配布時期
関川クリーン作戦(例年6月末の日曜)


【事務所からのコメント】
 
 3月は、春の暖かさと冬の寒さを両方感じられる、寒暖の差が大きい月となりました。そんな中、計3回の河川愛護モニター活動、ありがとうございます。

 上越大橋周辺の状況報告、ありがとうございます。  上越大橋左岸側の河川敷は、昨年の台風19号の出水により流出した土砂が多く堆積しました。また、同箇所には「高水敷魚道」と呼ばれる魚の通り道が整備されていましたが、その魚道も土砂により塞がってしまいました。  1月末より、堆積した土砂の撤去及び魚道の補修を行ってきまして、3月に完了したところです。今後は魚道を登ったり下ったりする魚やそこで休憩する魚の姿が見られると思いますので、是非、観察してみては如何でしょうか。



 11月の活動報告で回答しました、上越工業用水堰の「護床工」を直す工事は、2月末に完了しましたが、全体の半分(右岸側)の施工となっています。残りの半分(左岸側)は、今後、手続き等が完了次第、実施していくと聞いています。
 


 関川大橋〜謙信公大橋までの活動報告にあり ます「塩屋緊急資材倉庫」付近で確認された 「盛られた土」、これは、昨年の台風のように 河川が増水した際に「水防」を行う必要が生じ た時の資材として、また、堤防等が被災した際 に応急復旧を実施するための資材として備蓄しているものです。関川では、この箇所以外にも 複数箇所で備蓄しています。


 倉庫北側に置かれた「伐採木」について、ご推察のとおり「無償提供」を行うために置いてあるものです。「無償提供」については、準備が整い次第、事務所HP等でお知らせしていきます。
 「距離標案内表示」の捲れについて、ご指摘ありがとうございます。この箇所以外にも、複数確認されており、早期に補修を行いたいと思います。

 桜も咲き、季節は「春」本番となりつつありますが、寒気による日ごとの寒暖差や日中と朝夕の寒暖差が大きい日がまだまだ。体調には充分留意され、モニターの活動を引き続きよろしくお願いします。                
                                                        
令和2年3月
高田出張所