関川モニターさん(男性 60代) 上越市在住


令和2年2月報告

【活動報告】
 
 2月は、初旬と中旬に平場一帯が冬景色となる寒波がありましたが、長続きせず4〜5日程で幕を引き、それ以外は暖冬予想のとおり例年より比較的気温が高く推移しました。但し、雨の日が多く、悪天候の月となりました。

 今月最初のモニター活動は、2月2日(日)午後4時過ぎから35分程、謙信公大橋〜右岸側〜関川大橋までを活動しました。 この日は午後3時位まで晴れで気温7度位ありましたので、この時期としてはとても活動しやすい気候でした。
 写真@と写真Bは、堤防上に設置されてありました「伐木除根工事」の工事案内板とその工事模様です。同工事は継続中の模様で、写真@の前方奥側に工事用重機が置かれてありました。これで12月活動報告にて質問致しました疑問が解決しました。
 写真Aは、以前回答頂きました「レガッタ用ゴール指標」用ポール付近の模様です。 これと同じものが、上流側200m程にスタート指標用のポールとしてあります。 この辺は今まで河川敷内の雑木で覆われており見通しが悪かったのですが、 今回の同工事でスッキリと確認できる状態となっています。
 今回の活動では、同工事のおかげかゴミは見当たりませんでした。


 今月2回目のモニター活動は、2月11日(火)午後4時半過ぎから5時過ぎまで40分程、左岸側土橋地区から謙信公大橋まで往復しました。
 写真@Aは、1月でも報告しました土橋地区の河道掘削工事の完了模様です。どうやら前回報告した時より下流側まで(写真Aの大瀬川合流部の上流側)工事が成されているのが確認できました。既に工事説明看板類も撤去されておりましたので、完了と思われます。
 写真Bはいつもお世話になっています「高田河川国道事務所高田出張所」です。この日は祝日にも関わらず職員の方が勤務されているようで、車が停車していました。
 写真CDは、昨年11月にも報告しました箇所です、「木田排水樋管」の関川流入口が狭くなっている写真と「河口から4.2km」の標識が倒れている写真です。両箇所ともまだ対策がなされていないようです。
 最後に写真Eは、春日山橋右岸側上流部に今後工事が図られるような模様が対岸より確認されたので撮ったものです。次回以降確認でき次第報告したいと思います。


 今月3回目のモニター活動は、2月22日(土)午前9時半頃から約1時間、保倉川合流部〜港橋横断経由〜佐内橋間を往復活動しました。
 写真@は、保倉川合流部付近より関川河口方面を見たものです。この時間はまだ雨が降る前でしたので穏やかな河口風景でありました。
 写真Aは、そのすぐ後にマリーナ上越へ帰っていく船が古城橋をくぐる模様ですが、かなり周辺に波を立てて走行しているのが確認できます。仕方無い事ですが、この付近は魚釣りには不向きでしょう。
 写真BとEは保倉川護岸沿いに数にして14個位あります「係留禁止」の立て看板です。写真Eは、佐内橋近くにある新しい看板ですが、他は写真Bのように表面の文字が擦れ、読みづらい状況です。但し、周辺には不法な船は見当たらずこの立て看板ももう用が無いのでしょうか?
 写真CはCo護岸の天端部が一部割れて欠損している状況です。この他にも2か所ほど小さい欠損箇所がありました。
 写真Dは、JR信越線の跨線橋近くで確認したゴミの散乱状況です。今回の活動では、ゴミは主に上記のみの状況でした。


 今月は、@謙信公大橋〜(右岸側)〜関川大橋橋間を往復移動活動,
     A左岸側土橋地区〜(左岸側)〜謙信公大橋間を往復移動活動
     B保倉川合流部左岸側〜港橋横断〜佐内橋右岸側を往復移動活動
                           以上3回の活動でした。

  本来なら降雪で活動がままならないのですが、例年に反して降雪が少なく、モニター活動にはあまり影響が無い珍しい年となりました。


【関川関係年間行事予定(2019年7月〜2020年6月)週末〜土日のみ】
07月 08月09月 10月 11月 12月 01月 02月 03月 04月 05月 06月 上越まつり「みこしの川下り」(例年7/26前後)

関川・姫川直轄改修50周年記念事業「関川・姫川バスツアー」(9/28・29)

河川敷コスモス満開見頃時期
関川・姫川直轄改修50周年シンポジウム 関川
及び周辺河川内でサケの産卵の為の回遊が見れる。
地域によっては関川河川敷内での「どんど焼き」が見られる。
大雪時関川河川敷内雪捨て場利用が見られる。→
今期は設営無しでした。
河川敷内雪解けとともに春の芽吹きの時期
三交地区(右岸)桜づつみなどの関川堤防の桜が見頃時期 関川及び周辺河 川内で大型の鯉の産卵の為の回遊が見れる。関川の伐採木無償配布時期
関川クリーン作戦(例年6月末の日曜)


【事務所からのコメント】
 
 今冬は、強い寒気の影響も少なく、また、降雪も少ない冬となり、年間スケジュールの2月に記載のあります「関川の高水敷が雪捨て場として活用」については、現在まで一度も使用する機会が生じませんでした。

 関川管内で実施中の工事に興味をもっていただき、ありがとうございます。
 ご報告にあります、関川大橋〜謙信公大橋までの間(藤野新田地先)の樹木伐採と、土橋地先の河道掘削は、2月末で現場施工を終了致しました。この工事は「国土強靱化対策」で実施したもので、河川敷内(主に低水敷)に堆積している土砂や高水敷に繁茂している樹木について、洪水時の流れを阻害する恐れがある土砂や樹木の除去を行い、河積の断面を拡大しました。

関川下流部河道維持掘削外工事 関川上流部河道維持掘削外工事
 


 なお、春日山橋で行われている工事は、橋の耐震補強を目的としたもので上越市が施工しています。工期は、5月末までと伺っています。

 2回目の活動報告にあります「高田出張所」の 「祝日にも関わらず職員が勤務」についてです。
河川巡視の状況

 出張所は、土・日、祝日は閉庁となっています。
 しかし、休みの日においても、河川内へのゴミの 投棄など不法行為や河川管理施設に異常が無いか確 認するため、月に一度、休日の河川巡視を行って います。
 なお、河川巡視の業務は外部に委託して実施しています。

 2回目、3回目の活動の際、お気づき頂きました「距離標」「看板」等の不備について、報告ありがとうございます。現在、河川の管理に支障となる恐れのあるものから優先的に補修を進めていきたいと考えていますが、予算面もあり、ご理解をお願いします。
 また、Co護岸の天端部の一部欠損についても、点検等により状況は把握しております(白ペンキでマーキングしてあると思います)。このような箇所も順序を決めて、補修していきたいと考えています。

 今冬は「暖冬」で市街地では積雪も無くなりましたが、山間部にはまだ積雪が見られ、気象予報ではなだれや融雪の注意報も発表されています。
 融雪による河川の増水の恐れもあります、安全に留意され、モニターの活動を引き続きよろしくお願いします。 。
令和2年3月
高田出張所