平成31年2月報告
【活動報告】
〜2月を通して〜
今月の天気は、初旬はそれまでの根雪も徐々にその量を減らしましたが、中旬に掛けて寒気が戻り一端今冬の最高積雪を記録するほど降り積もりました。ですが大雪には至らずに例年に比べれば雪が少ない2月でした。もう少しで、待望の春がやってきます。
そこで、2月も先月同様今月も雪の少ない直江津地区まで足を伸ばしてみました。 また、高田出張所において水防施設の見学をさせて頂ける機会を得ることができましたので、その時の報告もさせて頂きます。
上の写真はその時に撮影させて頂きました施設の一部です。 写真左は高田出張所内の施設で、主に管理区域内に設置してある管理カメラの画像を一目で見る事ができるシステムです。管轄内のカメラは写っているモニターの数だけではありません。
切り替えにてもっと多くのカメラ生画像を見る事が簡単に出来、常時の現場に出向いての巡視・施設点検に加えて出張所内において常時監視できることから、河川及び水防施設の管理に大いに役立つシステムです。なお、事務所の所員は前原出張所長さんと他請負業者数名で最大
5名ほどであり、少人数で管理されていることに少々驚きました。
写真右は、高田出張所南側にある「藤巻災害対策車格納庫」にある一部車両の写真となります。 この施設には、「排水ポンプ車(左側車両」)及び「照明車(右側車両)」が全部で8台あります。
「排水ポンプ車」は、その名のとおり、洪水時のあふれた水の排水を目的としています。 (1台にポンプ機器を4台装備しており、1分で30m3もの水を排水できる能力だそうです。)
、また「照明車」は、昼夜問わず発生する災害に対応するため特に夜間作業の明かり確保に対応することを目的としています。(説明では200m先で新聞が読めるほどだそうです。)
通常の災害使用では、その「排水ポンプ車」及び「照明車」がセットで派遣使用される場合が多いとの事ですが、「照明車」のみで派遣使用される事もあるそうです。
なお、車両はいつ何時でも出動できるよう普段時の維持管理が特段になされ、バッテリー上がりで出動できなくなるのを防ぐため、常時バッテリーに充電されているほどです。
写真は、2月3日(日)午前10時頃に荒川橋の関川右岸側たもとより河川敷を望んだものです。 この近辺は関川の河口に近いので全モニター区間の内で雪が少ない地域に当ります。
なので、地面が比較的良く確認できることを期待して訪れたのですが、期待にたがわず確実に 確認できる事が判明しました。当日は天気が比較的良く天候にも恵まれ、そのまま足を伸ばして
佐内橋まで散策することと相成りました。
車を合流地点近くの平和記念公園の駐車場に留め、そこから左回りに右岸側を進み、帰りは左岸側を回って帰るルートを設定してみました。 歩けるとは言え、勿論ブーツ履きでありますので、夏場のようにはスムーズ歩けません。 ですがその分ゆっくりと景色を見ながら進めましたので、河川周辺を良く観察できました。
上の写真は、2月23日(土)午後3時頃に保倉川の関川合流部より保倉川上流部をモニター活動したものです。この日は保倉川区間全域を活動してみましたが、所謂ゴミが比較的目立つ区間であったとの印象を受けました。
写真左は、関川合流部付近のゴミです。写真右は市道佐内川原町線付近の上越マリーナ沿いのフェンスにあるゴミです。更に良く見ますと、マリーナ敷地内に多くのゴミが落ちているのがフェンス越しでも良くわかりました。
なお、ゴミが比較的目立った区間でしたが、真ん中の写真のとおり「港町緊急資材倉庫」や「港町第〇排水樋管」と銘板のある構造物をいくつも確認することが出来ました。
なお、今回期待していた春を感じさせるフキノトウに出会う事はありませんでした。 この区間は土地柄堤防エリアの土堤が少ない上に除草が徹底されて可能性が想像されました。
フキノトウの発見によるもうすぐ春が来ている事を実感できませんでしたので、来月(3月)はいつもの関川に戻り春を探して見ようと思います。
ところで、春を感じると言えば何があるでしょうか。
そこで、ネットで少し調べて見ました。
ツクシやナズナ・フクジュソウがメジャーの様ですが、自分的にはフキノウトウ・タラの芽やコゴミの方が春の到来を強く感じることが判明しました。 関川河川敷では、残念ながらコゴミは無理かもしれませんが、タラの芽なら見つかるかもしれない。
このような資料検索していましたら、また地域の春を探しに出たくなってしまいました。 フキノトウは雪が消えた後からすぐに出てくると言われていますので、これらを参考に雪が消えたら春を探しに河川敷近辺に出かけたいと思います。
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