姫川モニターさん（男性　70代）　糸魚川市在住

令和元年５月報告

【活動報告】

○５月２日
　連休で天候も良いため、姫川に人の姿がちらほら見える。川の中を歩く人、水辺にいる人など。（モニターとなって以来、川の流れを見るようになり、昨夏から冬にかけての平均的な水量も分かってきたが、春はその頃より水量が多めで、姫川の特色か水が濁らず蒼い感じがする。）

○５月３日
　水量は昨日とほぼ同じくらいか。翡翠橋から桜づつみまで歩いてみる。
　既に桜は新緑。中に１本、八重桜があるのを発見。それだけが咲いていた。川原を歩く人たちはヒスイ探しだろうか。

○５月１３日
　水量は春の普通の状況くらいか。晴天が続くが、連休のように人は見かけない。

○ ５月２０日
　南からの強い風が吹いているので、姫川の様子を見に行くと、案の定水量はやや多め。濁りは少ない。

○ ５月２９日
　昨日は久しぶりに雨。といっても小雨が続いた程度だが、川に行ってみると水量はやや多め。水は濁っておらず蒼い感じ。
　堤防の除草が実施される。堤防の保全や地域の環境保全などの面で、地元としてもありがたいことであり、感謝を申し上げたい。

【事務所からのコメント】

　５月の河川愛護モニター活動について、ご報告をいただきありがとうございました。
　堤防の草が伸びてくると堤防法面の亀裂・陥没の発見などが遅れ、出水時に被害が発生する恐れがあるため、早期発見と補修を行い堤防保全を目的に、姫川では年間２回（春先：融雪出水や五月雨、秋：台風による出水）の堤防除草を行っており、5月23日から第１回目の除草を開始しているところです。除草の方式は、堤防法面の勾配が緩い場所ではラジコン式で行い、ラジコンでできない場所は、人力除草で行います。


機械除草（ラジコン式）	人力除草（肩掛け式）

　また、出水期を迎えるにあたり、５月２９日には、糸魚川市やや河川管理者による姫川流域合同河川巡視を実施し、各担当者が重要水防箇所の確認、緊急資材備蓄庫の点検を行い、出水時に迅速な行動が行えるよう事前準備、情報共有を図りました。


姫川流域合同河川巡視状況（西中緊急資材庫）	姫川流域合同河川巡視状況（山本水位観測所付近）

　引き続き、河川愛護モニター活動をお願いいたします。

令和元年６月
糸魚川出張所