姫川モニターさん(男性 60代) 糸魚川市在住


平成30年6月報告

【活動内容】
○6月11日(月)報告
 糸魚川市消防団競技大会が6月3日(日)13時30分から姫川右岸河川敷にて消防団員によるポンプ操法競技・部隊訓練が行われていた。糸魚川市内の地域消防団が、日々練習を重ねてきたポンプ操作法競技、部隊訓練は、きびきびした行動を披露して成果を発揮する競技大会であり真剣に取り組んでいた。
 糸魚川駅北大火を経験した市内消防団員であり、今後の各地域での災害に備えた操作競技・訓練でもありますので地域防災活動に生かして頑張って頂きたいと思います。

 姫川右岸河川敷の市民運動公園広場にて、平成30年度少年軟式野球大会が6月9日(土)~10日(日)の両日に行われていた。糸魚川市内の少年野球チーム(11チーム)が参加して家族の応援の中、予選から決勝まで白熱した熱戦が繰り広げられた結果、西海ファイターズが優勝をした。優勝・準優勝の2チームが、糸魚川地区代表として上越大会に進出されましたので是非とも頑張ってその上を目指して下さい。

 6月10日(日)北陸地方(本県含む)は、昨年より15日早く梅雨入りしました。又、台風6号が発生して太平洋沖を通過しましたが北陸地方への影響はなかった。
 梅雨入りしてから天候不順のためか、姫川での釣り・河原での石拾い・ふれあい石公園・堤防等での平日、休日の利用者の姿が殆ど見えなかった。
 今年も梅雨と台風シーズンとなり、大雨、ゲリラ豪雨が予想されるので姫川河川にて大きな水害被害が発生しないことを望んでいます。

○6月25日(月)報告
 梅雨に入り天候が不順のためか、姫川での釣り・石拾い・河川敷の運動広場・ふれあい石公園は平日、休日共に利用者が殆ど見られなかった。
 姫川は平成7年(1995年)の7.11水害以降大きな被害が発生していないが、災害の恐ろしさを身に沁みて体験しているので、今年も梅雨の時期になりましたが姫川の増水による氾濫等が起こらないことを願っています。
 国土交通省の皆様により、姫川の施設点検、維持管理、見廻りを日々実施して頂いており感謝しております。今後とも増水による氾濫・決壊等の災害が発生しない様、より一層の維持管理をして頂き、住民の安全・安心に努めて頂きます様に宜しくお願いします。

 平成29年7月から、姫川の河川愛護モニターの委嘱を頂いて一年間努めさせて頂き有難うございました。
 姫川の堤防、河川敷を日々ウォーキング・散歩で利用している中で、姫川さくらづつみの花見散策、河川敷では姫川を模した園路に整備された、各支川から産出した各種岩石を展示した姫川ふれあい石公園を散歩・散策する人、姫川運動公園では各種団体の野球競技大会・市内企業によるレクレーション活動、消防署の防災訓練、競技大会等、堤防ではウォーキング、犬の散歩などで多くの利用者が利用・活用していました。又、河川から見た四季の風景・景色・写真・感想意見等を毎月報告させて頂きました。
 国土交通省の皆様は、日々の姫川施設点検、維持管理・整備・見廻り等をして頂き、姫川河川利用者への安心・安全に努めていただき感謝申し上げます。

【事務所からのコメント】

  6月の河川愛護モニター活動について、ご報告をいただき有り難うございました。

  消火活動や水防活動に第一線で活躍をいただいている糸魚川市消防団競技大会や少年野球大会などの河川利用についてご報告をいただきました。それぞれに上位に大会でご活躍することを期待します。7月に入り、姫川では鮎の友釣りが解禁となりました。例年県内外より大勢の太公望が姫川に訪れますが、今年は例年にも増して賑わいの様相になれば良いですね。
 
  新潟地方気象台によると新潟県を含む北陸地方は6月20日頃に梅雨入りし、平年より15日、昨年より24日早い7月9日に梅雨明けしたと発表がありました。新潟県内では梅雨期間中は比較的爽やかな気候に恵まれておりましたが、西日本豪雨では大変な被害が発生しております。姫川においても「・・恐ろしさを身に沁みて体験している」とのご報告のとおり、姫川流域全体に壊滅的な被害をもたらし、戦後最大規模の洪水となった平成7年の『7.11水害』が思い出されます。今年で23年となりますが、この間、当然のように世代等も変わり、当の私も当時の記憶や教訓が薄れつつある状況です。色々な機会、節目を通じて次世代へ伝えていく取り組みが災害等への備えになるものと考えますし、日頃から防災情報の発信や防災意識啓発のための積極的な広報を事務所として取り組みを行っているところでございます。
  また、高田河川国道事務所が管理する関川(河口から上流12.2㎞まで)と保
倉川(関川合流点から上流1.6㎞まで)、姫川(河口から上流11.0㎞まで)は、昭和44年に新潟県から国に管理が移管されてから来年で50年の節目となります。
 図 50周年記念事業ロゴマーク
これまでの50年をふりかえり、川とともにある暮らしの豊かさ、河川整備の意義、時に起こる水害の怖さなどを再確認してもらう取り組みとして、「関川・姫川直轄改修50周年記念事業」を実施するための実行委員会を平成30年6月7日に設立し、記念事業の実施計画等について、討議を進めております。

 最後に、一年間にわたり姫川の河川愛護モニターとして、貴重なご意見・ご報告をいただき大変ありがとうございました。また、姫川の安全利用点検やクリーン作戦にもお忙しい中をご参加いただき、重ねてお礼を申し上げます。
 今後も姫川応援団として、お気づきの点がございましたら当所までご連絡をお待ちしております。また、お近くにお越しの際には、お元気な姿を見せていただきますようお願い致します。
平成30年7月
糸魚川出張所