関川モニターさん(男性 80代) 妙高市在住


平成30年5月報告

【活動内容】
 関川の安全利用点検ご苦労様でした。妙高山のハネウマも姿を現し、川の水も春を待ちかねたように元気に流れています。
 関川の管理について、教えて下さい。
@関川の水の流れの速さはどのくらいですか。妙高山で雨が降ったら、何時間で高田に到達するのでしょうか。降雨量によっても異なると思いますが、だいたいで結構ですので教えて下さい。子供の頃、黒姫山に雲がかかれば、直ちに川遊びをやめて帰宅するように教えられました。
A関川の状況を、何処でどのような観測機器で監視しているのか、教えて下さい。

【事務所からのコメント】
 5月期の河川愛護モニター報告ありがとうございます。

 まず、1つ目の質問である、関川の流れの速さについてです。
 関川の流域(川に流れ込む降水のの振り集まる範囲)は広いことから、妙高山に降った雨が高田にたどり着くまでの所要時間を具体的にお示しすることは難しいですが、高田かわこくの管理区域の上流端である、関川と別所川との合流点(上越市島田地先周辺)から河口までは、降雨量にもよりますが、概ね3時間程度で流れ出るものとされています。

 2つめの質問の関川の状況については、各地点に設置している水位計や雨量計で観測しているほか、近年増加している集中豪雨や局所的な大雨(いわゆるゲリラ豪雨)による水害や土砂災害等に対する局所的な雨量をほぼリアルタイムに観測可能なXRAIN※(XバンドMPレーダネットワーク)を整備し、適切な河川管理や防災活動等に役立てています。
 また、高田かわこく管内の関川・保倉川では、延べ16箇所にカメラを設置し、河川の監視を行っております。
 これらの観測データやカメラ画像は下記サイトでご覧になることが出来ます。

国土交通省 川の防災情報

https://www.river.go.jp/kawabou/ipTopGaikyo.do
 
 
平成30年6月
高田出張所