姫川モニターさん(男性 60代) 糸魚川市在住


平成30年5月報告

【活動内容】
○5月7日(月)報告
  ゴールデンウィーク前半(4/28〜5/2)は天気に恵まれたので、運動公園広場にて今年初の市内少年練習試合等で選手、家族、応援団で賑わっていた。 
 ゴールデンウィーク後半(5/3〜5/4)も地元、近郊帰省客が訪れて賑やかに姫川を利用して頂けると期待をしていたが、不安定な天候となり強風雨に見舞われたためか利用者の姿は殆ど見られず残念でした。
 立夏(5/5)を迎えた日中は晴れていたが強風の中で、姫川運動広場では全日本総合選手権大会(男子)、北信越大会(女子)の出場権を懸けた県予選大会が県ソフトボール協会主催、糸魚川ソフトボール協会主管にて行われていた。(写真−1参照)
 全国大会への代表を目指す県予選のため、県内強豪チームが参加しての試合であり投打に迫力があり応援、見学者に見せつける好試合が展開されていた。両大会に出場されるチームの検討を期待しています。
 
写真−1 ソフトボール大会の様子
 
○5月25日(金)報告
  平成30年度姫川水防訓練が、5月20日(日)午前9時〜11時に姫川右岸姫川橋上流の堤防及び河川敷で関川・姫川水防連絡会主催により開催された。梅雨や台風による大雨・集中豪雨等の災害に備えて、上越・妙高・糸魚川の3市消防団員、地元住民(寺島区)など約360名が参加して水防訓練が行われた。毎年一級河川の関川と姫川で交互に開催されているとの事。

写真-2

 開催地元の寺島区住民30名が参加をし、消防団員の指導により、越水防止の基本となる「積み土のう工」訓練を体験した(写真-2参照)
 訓練の様子は一般市民に公開され、また、排水ポンプ車・水防照明車・水防施策パネル等の最新設備が展示されていた。
 地元寺島区は姫川下流に居住しており、大雨洪水が上流で発生し堤防が決壊状況の水害が起きた時に今回経験した「積み土のう工」訓練、体験したことを寺島区自主防災活動の中で共有をして行く。

【事務所からのコメント】
 5月の河川愛護モニター活動について、ご報告ありがとうございました。  

【5月20日報告について】
 さて、ゴールデンウィーク中に開催されソフトボール大会等の河川利用に関するご報告をいただきました。姫川にある姫川運動公園で全日本選手権や北信越の出場権をかけた大きな大会が開催されている事を初めて知りました。さぞ、見応えのある試合展開だったのでしょう。
  この姫川運動公園のほかにも。河川敷地は全国的に公園として利用されています。河川管理者としても占用者(自治体等)と協力しながら、河川利用が増えていくよう取り組んでいるところです。

【5月25日報告について】 国土交通省では梅雨や台風の時期を迎えるにあたり、防災・減災の取組の一環として、水防の意義及び重要性について理解を深められるよう、毎年5月を「水防月間」として定めています。
 この期間中には、姫川では、水防管理団体(市町村等)と河川管理者による水防危険箇所の合同巡視や水防訓練等を実施しています。

 
平成30年
4月18日(水) 関川・姫川水防連絡会総会の開催
水防に携わる水防管理団体や気象台等の関係機関との水防連絡会を開催。
平成30年度活動計画の承認、洪水予報や水防警報といった水防活動に必要な情報伝達体制を確認。
4月20日(金) 洪水対応・情報伝達訓練
洪水予報や水防警報といった水防活動に必要な情報伝達訓練を実施。
5月20日(日) 姫川水防訓練
地域の水防意識の向上、水防技術の研鑽を目的に、水防訓練を実施。
 5月23日(水) 出水時・地震時河川巡視員会議
  出水時・地震時に河川巡視を行う巡視員と出動基準や特に注意を要す箇所等の情報共有、実働訓練を実施。
 5月25日(金) 姫川合同巡視
  水防管理団体等と河川管理者が、洪水時の適切な行動が行えるよう情報共有を図るため、水防活動を行う上で特に注意を要す箇所や水防倉庫、水位観測所等の合同巡視を実施(写真-1参照)
 5月9日(水)
  〜30日(水)
河川管理施設、許可工作物等の点検
  河川管理施設(ダム、堤防、排水樋管のように、川の流れを調整する機能や洪水被害を防止する機能を持つ施設)の点検、補修等を実施し、また、排水樋管捜査員への操作説明会を実施。
また、許可工作物(橋梁等)の施設管理者に対しては、工作物の管理状況を確認し、必要な指導監督等を行いました。(写真-2参照)
写真−1  写真−2

 ご報告にもいただいております「姫川水防訓練」ですが、関川と姫川で毎年交互に開催をしております。本年度の姫川水防訓練では、消防団、国、県、市の関係機関、地元地区から約360名が参加し、洪水を想定した実働訓練を行いました。寺島地区の皆さまにおかれましては「積み土のう訓練」を実施していただき、大変ご苦労頂きました。日頃からの成果なのでしょうか、出来上がった積み土のう工は、素晴らしい仕上がりとなっていました。
 また、訓練を行っていただいた関係消防団員をはじめ、ご参加をいただいた各機関の皆さま方、大変ご苦労さまでした。
 姫川では6月から本格的な出水期を迎えます。皆さまのお陰で「備えあれば憂いなし」ではありますが、出来ますれば水防活動などを行うような事象が起こらず、平穏に過ごせるよう願うばかりです。

 引き続き河川愛護モニター活動をお願い致します。

 
平成30年5月30日
糸魚川出張所