関川モニターさん(男性 80代) 妙高市在住


平成30年3月報告

【活動内容】
 新出張所が完成され移転されたそうで、おめでとうございます。  
 今年の雪は下雪型で、妙高市の新井より上越市の高田や直江津の方が積雪量が多かった。  
 冬季の河川管理はどのような点に留意され、管理を行っているのか教えて下さい。

【事務所からのコメント】
 3月期の河川愛護モニターの報告ありがとうございます。  

 新潟気象台高田観測所では、3月1日の段階では至近10ヶ年平均値を上回る積雪量がありましたが、急に暖かくなり、例年よりも早く積雪量が0pになりました。

 冬期間の河川管理は次の様なポイントに留意しながら実施しています。
@関川の河川敷は、一部を上越市が雪捨て場として使用していますが、あらかじめ申請した範囲外まで使用していないか、また堤防に破損等の影響が無いかを確認しています。
A冬期間は家庭でも暖房器具を使用され、灯油等を取り扱う機会も増えることから、灯油等の流出による水質事故が無いかを注視しています。
B関川には、水質事故や災害に対応するための緊急資材倉庫を複数箇所に設置していますが、降雪による支障が生じないように緊急資材倉庫の除雪を実施しています。
C冬期間においても河川内では工事を行っており、安全管理や施工管理を確認しています。

 市街地では積雪も無くなりましたが、山間部にはまだ積雪が見られ、気象予報では雪崩や融雪による急激な河川の増水の恐れもありますことより、安全に留意され、愛護モニターの活動を引き続きよろしくお願い致します。
平成30年4月
高田出張所