関川モニターさん(男性 60代) 上越市在住


平成30年2月報告

【活動報告】
 2月初めは遊歩道も見え始めウォーキングが出来そうでしたが、その後の大雪で遊歩道は雪に覆われいつ消えるのかめどが立たない状況です。それでもウォーキングをしたい人は、雪のない道路を探して行っているようです。
 そのような状況で、関川には全く近寄れませんでした。
 そこで、関川について思っていることを述べさせていただきます。朝のウォーキングをしていると、関川大橋の下に50pはあろうかと思える魚が10匹ほどかたまっていることがあります。その時はのどかに見えましたが、ずいぶん川底が浅いことに気が付きます。多分年々上流からの泥が運ばれ堆積したためと思われます。関川の散策路をウォーキングして3年ですが、川底を管理しているところは見たことがありません。
 泥をすくって深くすることは大変な労力と・お金がかかることは想像できますが、早くしないと大変な事故につながるのではと心配しています。
 昨年度は、確かに降雨量は上流で多かったのでしょうが、それでも毎年川でないところまで水が上がるようでは、やはり川底の管理が必要ではないかと、素人ながら感じています。
 以上が関川についての心配事です。

【事務所からのコメント】
 2月期の河川愛護モニターの報告ありがとうございます。

 平成29年は、7月と10月に大きな出水がありました。この出水により、川底の形状は大きく変わっています。河口周辺や矢代川合流点地点では、川底は大きく掘られています。一方で、部分的に土砂が堆積した箇所もあります。
 関川の上流部では、平成29年度には関川左岸の河口部、平成28年度は保倉川、平成26年度は関川右岸の春日新田、平成25年度は関川左岸の中央町で、堆積した土砂撤去する工事を実施しています。
 対策工事の実施については、定期的に測量を行い、周辺の川底の状況や、岸辺の侵食状況を考慮し、実施する計画です。

 さて、関川の管理を行っている高田出張所ですが、2月26日(月)より上越市藤巻に移転しました。電話番号は変更ありませんので、関川に関する異常等を発見しましたら、連絡を頂きますようお願い致します。
 
 高田観測所では、3月1日現在10ヶ年平均値を上回る積雪量となっていました。急に暖かくなり、融雪による河川の増水の恐れもありますことより、安全に留意され、愛護モニターの活動を引き続き宜しくお願い致します。

平成30年3月
高田出張所