姫川モニターさん(男性 60代) 糸魚川市在住


平成30年2月報告

【活動内容】
2月22日(木)報告
 2月に入り低温気候で冷え込みが厳しく寒かったが、天候は穏やかとなり1月末までの大雪による除雪も一段落をした。
 しかし、2月4日の立春が過ぎた5〜8日にかけて、数年一度の最強クラスの寒気が流れ込んだ影響で雪が毎日降り続いて、北陸地方(福井・金沢・富山地)、新潟地方の平野部・山沿いに今年一番の降雪量の大雪に見舞われた。
 交通機関(高速道路・国道・市道の交通止め、汽車(電車)・各航空機・船舶の運休)等の混乱が相次いで発生した。
 
 姫川河川の堤防・河川敷も今季一番の大雪となり一面が積雪で真っ白となった。
 2月8〜9日は連日の大雪が一段落し、気温が上昇して日中は広い範囲での青空となり、市街地道路・駐車場・自宅・企業(商店)等では除雪作業を行っていた。除雪、排除した雪を糸魚川市が姫川河川敷内に設けた雪捨て場所へ雪を積んだトラックが次々と運搬をしていた。(写真参照)


 2月11〜14日にかけて強烈寒波に伴い最低気温が氷点下となり、再び強風・雪が降り大雪に見舞われて路面が凍結し、国道・高速道路で事故が多発していた。
 姫川河川の堤防・河川敷でも再び大雪に見舞われて今冬一番の積雪量となった。  14日には春一番の南風が吹き糸魚川で気温が11.4度まで上昇し、久々の晴天となり市内各所で積もった雪の除雪・排除作業を汗掻きながら行っていた。
 14〜16日にかけての南風・晴れ・雨の発生に伴い、連日の大雪で積もった雪嵩も大幅に減少して助かった。又、堤防・河川敷の積雪も減少した。
 除雪・排除した雪を積んだトラックが河川敷の雪捨て場所へ、朝から夕方まで続々と運搬して雪の山になっていた。又、17〜18日にかけて強い冬型低気圧の影響に伴い、非常に強い強風(30m)による大雪・吹雪・低温の注意予報が発令され心配したが、大雪とはならなかったので助かった。

 3月に入ると日増しに春の訪れを迎える季節になると同時に、強風・雨等にて雪崩、河川の増水より急に洪水が発生しますので、姫川河川の河原での釣り、川岸散歩等には十分気を付けて頂きたい。又、日増しに春の訪れを迎える季節となりますので、もう暫く体調に気を付けて頑張りましょう。

【事務所からのコメント】
 2月の河川愛護モニター活動について、ご報告ありがとうございました。  
 先月1月に引き続き2月も厳しい気象により、北陸地方では記録的な豪雪となりました。福井県などの国道8号では、約1500台が巻き込まれる車の立ち往生が発生し、解消に3日間を要した他、この影響で食料品や燃料が不足し、交通機関のダイヤの乱れなど市民生活に大きな混乱が生じました。
 そんな中ではありますが、かねてより姫川を中心に糸魚川をとりまく雄大な冬の山々を撮影したいと考えていましたが、中々晴れ間が出なかったり、晴れていても山々に雲がかかっていたりチャンスに恵まれず、2月中旬にようやく左に鉾ヶ岳、中央に雨飾山、右に黒姫山を望む写真を撮影してきました。(写真−1参照)
 
写真−1 糸魚川をとりまく山々(大野水道塔展望台より撮影)
 また、2月22日の河川巡視の際に、姫川沿川の保育園園児たちが、小さな身体で腰位まで積もった堤防の雪を一生懸命にかき分けて進み、目的地に到着すると元気一杯にソリ滑りをしていました。 (写真−2参照)
写真2−姫川で雪遊びをする園児達 
 厳しい冬の季節の中で、時折みせる雄大な自然景観であったり、子ども達の元気な姿にふれあうことで、感激をしたり励まされたり、もう直ぐそこまで来ている春の訪れまで頑張ろうという気持ちになりました。

 引き続き河川愛護モニター活動をお願い致します。
平成30年3月5日
糸魚川出張所