関川モニターさん(男性 60代) 上越市在住


平成30年1月報告

【活動報告】
 1月に入り大量の雪が降ったと思ったらすべて消え・又大量に降るということの繰り返しです。 
  そんな中、6日に雪が消えたのでウォーキングに出たところ、関川の河川敷で栄町の賽の神(どんと焼き)が行われており町内の多くの方が参加し、イカを焼いたり餅を焼いたりと大変盛り上がっており、私も楽しいイベントに参加してきました。

 関川を中心にいろいろなことが行われていることに、この川の大切さが分かります。最近、雪が降ったりして、散歩されている人も少なくごみの散乱もあまり見られません。 
 以上は前半です。 後半は、猛烈な寒波で大雪となり散歩する人もなく、ひっそりと春を待っている状況です。              

【事務所からのコメント】

 1月期の河川愛護モニターの報告ありがとうございます。  
 高田出張所管内の関川河川敷は、他の町内会も「さいの神」を開催し、賑わっていたようです。  

 今冬は2月1日現在、高田観測所では過去10ヶ年平均を上回る積雪があります。特に一般国道8号の海岸部では、1月11日に観測史上最大の集中豪雪があり、交通障害も発生しました。  
 こういった寒い季節は、油類を取り扱う機会が多くなります。御注意頂きたいのが、各家庭からの灯油等の油類流出による『水質事故』です。  
 河川に油類や化学物質が流れ込むことで、水質異常をきたし、魚などの生物が死んだり、水道用水として取水できなくなるなど、水質事故は大きな被害をもたらします。  
 高田河川国道事務所及び流域関係自治体では、油類の流出時の対応として、オイルフェンスやオイルマットの備蓄及び設置訓練を実施しています。更に事故が発生した場合は、収束するまでの間、状況を確認するためパトロールを実施しています。   水質事故を起こすと原因者に費用の負担をしていただくことになります。  
 ちょっとした気の緩みが大きな事故を招きます。  
 一般家庭の皆様も食用油や灯油などの適正な処置をしていただき、川を汚さないよう御注意をお願いいたします。    
@ 油類を給油している時は、目を離さない    
A 給油終了後はタンク等の蓋や栓を閉めたことを確認する  

 関川やその支川で魚が浮いている、油が流れている等の水質汚染を発見した場合は、速やかに上越市や最寄りの消防署、高田河川国道事務所に御連絡下さい。

 降雪や路面の凍結により、なかなか水辺に近づきにくい時期ですが、安全に留意され、愛護モニターの活動を引き続きよろしくお願い致します。
平成30年1月
高田出張所