姫川モニターさん(男性 60代) 糸魚川市在住


平成29年12月報告

【活動内容】
12月10日(日)
 12月早々に、河川敷の運動広場を利用して使用していた野球道具、注意看板等を降雪の前に備えて撤去され、雪の降る季節を迎えたと感じた。

 12月5〜6日にかけ姫川沿い(今井橋から河口間)の河原を測量業者が悪天候の中で測量をしていた。

 12月7日(木)は寒波が去り朝から晴天となり、温度も上昇して平野部・姫川河川に積もっていた雪が融けましたので、午後からは河川敷・堤防での犬の散歩・ウオーキング・風景写真を撮る人達がいました。12月中旬から年末に向けて天候不順の天気予想が出ていますので注意していく必要と思います。

○12月25日(月)
 12月中旬(11日〜18日)は、今季最強寒波の発達に伴い、平野部では積雪約20〜30pとなり除雪車が初出動し冬本番が到来致しました。 姫川も河原・河川敷・石公園・運動公園・堤防に積もった雪で一面真っ白となりました。(写真参照) 堤防路面の積雪により車の乗り入れ、利用者もいなかった。

 
 年の瀬を迎え寒さを一段と感じ、心せわしい季節となりました。
 今年は姫川河川での台風・梅雨・気候変動に伴う強風・豪雨(大雨)が多く発生しましたが、洪水・氾濫等の大きな災害にならず良い年ではなかったかと思います。

 高田河川国道事務所・糸魚川出張所の関係者による日常日々の維持管理をして頂き、河川敷(石公園・運動公園)・堤防(散策・ウォーキング)・河原(釣り)を利用者の皆さんが安心・安全に怪我無く、楽しく一年間活用させて頂き感謝致しますとともに来年(平成30年)も宜しくお願いします。


【事務所からのコメント】
 12月の河川愛護モニター活動について、ご報告ありがとうございました。

  今月の中旬・下旬に大荒れの天気となり、一気に冬が到来してしまいました。6年ぶり(平成23年度)にラニーニャ現象が発生したとのこと、今年の冬将軍はなかなか手ごわくなりそうですね。
 撮影いただいた写真の市民運動広場も降雪で景色が様変わりし、白と黒味のコントラストがまるで水墨画のような風情も感じられます。

 12月5〜6日に姫川で行われていた測量は、定期的に左右岸に設置している距離標(写真参照)を基準にして、その見通し線上にある地盤変化点の標高や距離を求め、横断面を作成するための現地作業となります。
 姫川は我が国屈指の急流河川で出水の度に大きく河床が変動しますので、このような測量により河道状況を継続的に把握することは、河川の計画立案や維持管理を行う上で大変重要なデータになります。
 測量作業は出水を終えた後に行いますので、どうしても悪天候が避けられない時期になってしまいます。作業されている方々に頭が下がります

【写真】
姫川距離標と見通しポール
 
 最後に、年の瀬にあたり河川愛護モニター活動で沢山のご報告をいただき、大変有り難うございました。来年も素晴らしい年でありますように心よりお祈り申し上げます。
平成29年12月28日
糸魚川出張所