平成29年11月報告
【活動報告】
11月は雨の日が多く散歩ができない日が多々有り、大変残念です。今年は例年になく、私の住んでいる栄町では大した降雨でもないのですが、上流の山間部での降雨で関川の水位が上がり関川大橋近辺ではここ3年で一番危ない状況が見られます。
冬も近づき雪も妙高山から里まで下りてきており,もうじき散歩道も雪で覆われるようになります、桜の木もすっかり葉が落ち冬を越す準備に入っています。
川には多くのカモが集まってきておりいつもの秋の賑わいが見られるようになりました。
昨年は遊歩道でキジに遭遇することが結構ありましたが、今年はその機会が少なかったように感じました。
この辺には、タヌキやキツネが生息しており、その影響があるのか心配です。来年は、毎日会えることを願っています。
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群れるカモ |
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【事務所からのコメント】
11月期の河川愛護モニターの報告ありがとうございます。
高田河川国道事務所では、河川に生息・生育している生物に関する基礎的な調査を行う「河川水辺の国勢調査」を行っています。関川についても、魚介類、底生動物(川の底にすんでいる動物)、鳥類、ほ乳類、両生類、は虫類、昆虫類、植物について、平成3年から継続的に調査を行っています。
レポートにもありますとおり、関川の河川敷ではキジも生息しています。毎日会えるといいですね。
自然一杯の関川ですが、「蟻の一穴」という言葉があります。どんなに堅固に築いた堤防も、蟻が掘って開けた小さな穴が原因となって崩落することがある、という意味です。
キツネは堤防に穴を掘り、巣を作る習性があります。モニター活動や関川散策中に、もしキツネが堤防に穴を掘っているのを見かけたら、高田出張所に連絡をお願いします。
12月の声を聞き、いつ雪が降るか判らない状況です。
安全に留意され、愛護モニターの活動を行って頂けます様、お願い致します。 |
平成29年12月
高田出張所 |
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