関川モニターさん(男性 60代) 上越市在住


平成29年9月報告

【活動報告】
 9月は、台風が日本各地に大きな被害をもたらしましたが、幸いにも上越では大した被害も無く安心しました。
 7月に整備されたコスモスは、8月には咲き始めましたが、天候のせいか雑草が育ちすぎ満開の前に雑草に負けてしまい一部は残念な結果になっています。
 NPOの人は早朝5時頃から種まきや雑草除去等大変な苦労をされているのを拝見しており、頭の下がる思いです。
  最近、堤防の遊歩道は利用する人のマナー向上が見られ、ポイ捨てが大変減っていますが、9月に道の真ん中に犬の糞をそのままにしている事例が3回ほど見られました。
  ごく一部の人の心無い行動で、犬を飼っている人・散歩している人に大変不快に思う人がいることを考えてもらいたいものです。
 それと、関川に入る小川に大きな袋に入ったごみ・段ボールをまとめたものが、堤防のわきの藪に放置されておりました。
 これは、河川国道事務所にお願いし回収していただいております。
  日本人としてのプライドを持っていただきたいものです。

○コスモスの様子
  9月初め
 9月15日過ぎ
台風18号が過ぎた後

【事務所からのコメント】

 9月期の河川愛護モニターの報告ありがとうございます。
 変わりやすい天候の中での活動、お疲れ様でした。  

 9月は、西日本に大雨や土砂災害をもたらした台風18号が新潟県にも接近しました。  
 新潟県内では佐渡市両津地方で最大瞬間風速34・0メートルを記録するなど非常に強い風が吹きましたが、関川及び保倉川の管内では風水害は発生しませんでした。

 河川敷に捨てられたゴミについては、私たち河川管理者も苦慮しています。
 こちらをご覧下さい。

 http://www.hrr.mlit.go.jp/takada/river/gomimap/map/h28/sekikawa.pdf

 これは、平成28年度に河川パトロールで発見した、関川・保倉川の不法投棄箇所と投棄物及びその処分費についてまとめたものです。
 平成26年度からの3年間で、不法投棄件数は若干ですが減少していますが、その処分費は年々高くなっているのが実態です。  
 関川・保倉川の河川敷は、散歩やジョギング等で人々から利用され、親しまれる河川環境を作るため、今後もゴミのポイ捨て、不法投棄を無くすため、啓蒙を行ってまいります。  
 また、不法投棄者には厳格な処分をしてまいりますので、このマップの範囲で不法投棄者を見た、捨てられている場所がある等の情報がありましたら、お知らせ下さい。

 10月に入り、一気に秋めいてまいりました。  
 台風や前線の接近に伴う大雨により、関川の水位が上昇している時は、非常に危険ですので河川には近づかない様に御注意下さい。  
 引き続き安全に留意され、愛護モニターの活動を行って頂けます様、お願い致します。
平成29年10月
高田出張所