関川モニターさん(男性 60代) 上越市在住


平成29年8月報告

【活動内容】
 8月は、大雨や猛暑の被害が比較的少なく過ごしやすかったのではないかと思います。
 例年遊歩道での花火遊びが多く見られましたが、今年は3件ほど小規模の痕跡だけでした。雨のせいか?
 最近、朝のウォーキングで遊歩道のポイ捨てが少なく、とても気持ちよく、皆さんのマナーが向上しているのを感じます。ただし、やはり小さいですがたばこの吸い殻は減っていません。更なるマナーの向上を望みます。
 7月に整備されたコスモスですが、きれいに整えられ少しずつ咲き始めました。満開が楽しみです。
 お願いですが、堤防から関川の水際の間の雑草が伸びております。遊歩道の雑草は処理されておりますので、ぜひそこの草の処理もしていただきたくお願いします。ゴミが目につけば拾って処理しますので。
 前回、関川大橋下の遊歩道の泥の片づけにつきまして、素早い対応ありがとうございました。多くの利用者が感謝しておりました。


関川大橋より労災病院方向に向けて


 咲き始めたコスモス

【事務所からのコメント】
 8月期の河川愛護モニターの報告ありがとうございます。
 暑い中の活動、お疲れ様でした。

 8月は台風5号による長時間の降雨や、前線通過に伴う局地的な豪雨がありましたが、関川及び保倉川では、出水による被害はありませんでした。
 
 堤防や水門といった構造物は、皆さんの生命資産を洪水から守るための重要なものです。しかし、その堤防にひびや穴が開いていると、洪水の時にそこから堤防が壊れてしまったり、水門が閉まらないと関川の水があふれてしまいます。
 国土交通省では堤防や水門など構造物の点検を実施していますが、雑草が生えていると詳細な状況が把握出来ません。
 そこで、点検を確実に行うために、堤防や構造物周辺の除草を行っているのです。
    
 今回モニターさんが言われる「堤防から関川の水際の間」は、正式には「高水敷」といいます。この部分は構造物でないため、除草は行っていません。
 高水敷の除草にも例外はあります。
 橋梁の下の除草を行い見通しを良くすることで不法投棄を予防したり、また野火の延焼を防止しています。
   
不法投棄予防の除草状況 野火延焼防止の除草状況 

 9月に入り、急に涼しくなってきました。
 天候の急変にも留意され、引き続き安全に愛護モニターの活動を行って頂けます様、お願い致します。
平成29年9月
高田出張所