平成29年8月報告
【活動内容】
○８月10日報告
８月６日(日)〜７日(月)の台風５号の影響で大雨により、又、８日(火)未明から午前８時頃に掛けて台風が糸魚川沖海上を最接近、通過による大雨、強風の影響が発生するのではないかと心配した。
長野県境からの大雨による、又 新潟・北陸地区の300mmの大雨予想警報が令されたので、姫川河川の増水・氾濫・浸水等の危険が発生しないかと堤防から巡視、見回りの確認をしたが、水量、水位は少なく特に危険の心配がなかった。
強風により河川敷に設置してある各表示板、看板等の破損、転倒・飛んでいないか点検・確認した結果、特に異常が無かった。
又、ペットボトル・ゴミ・流木等の飛散も特に見当たらなかった。
９月以降は台風シーズンとなり、毎年県内各地での強風・集中豪雨(ゲリラ雨) による災害発生が多発しており、姫川流域での増水、氾濫による堤防欠損・決壊等で姫川近郊地区内での大きな被害が発生しない様に、気象庁の天気情報を確認しながら姫川河川での危険予知の巡視・見回り確認活動を行っていきます。
○８月25日報告
今年の梅雨明けは８月２日(水)と例年より遅く、お盆前後も天候不順(雨/曇りの日が多く)に見舞われて、夏休み・お盆休で家族にて帰省(里帰り)された人達による運動公園でのスポーツ、河川敷でのキャンプ、石公園・堤防での散策等を利用する人が昨年より非常に少なかった。
折角、夏休み前の河川安全点検・整備を行ったので帰省者に、安心して利用、楽しんでもらいたかったのですが天候に恵まれなかったのが非常に残念でした。 ９月以降は暑さも和らいてくる季節となりますので河川敷、運動公園、石公園・堤防での散策等を多くの人達による活用を期待しています。
天候不順で雨が多かった影響か、堤防・河川敷・石公園・さくらつつみの雑草が成長(伸びて)してきている状況であり草刈等の対策が必要と感じられます。
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【事務所からのコメント】
８月の河川愛護モニター活動について、ご報告ありがとうございました。
【平成２９年８月１０日報告について】
７月初旬の梅雨前線降雨の影響による出水に続き、台風５号の影響により８月７日から９日にかけて北陸では石川県・富山県を中心に大雨となりました。姫川では９日４時５０分に水防基準点山本水位観測所において、はん濫注意水位（０．５１ｍ）を超過する最高水位０．６４ｍを記録する出水となりましたが、出水時・後に河川巡視を行い管内の河川管理施設等に被災や影響などないことを確認しました。
北陸地方整備局管内では石川県内を流れる梯(かけはし)川(がわ)において、住民避難の目安となる「氾濫危険水位」を超過し、小松市では「避難勧告」、能美市では「避難準備・高齢者等避難開始」が発表される規模の出水となり、「逃げ遅れゼロ」を実現するために北陸地方整備局管内で初めて「洪水情報の緊急速報メール」を発信したところであります。 洪水情報の緊急速報メールについては、携帯電話事業者が提供する緊急速報メールサービスを活用して、洪水情報を携帯電話やスマートフォンのユーザーへ国土交通省が直接周知するもので（図-１参照）、洪水時における住民の皆さまの主体的な避難行動を促進する取り組みとして実施しています。配信のタイミングは「河川氾濫の恐れがある」状態、「河川の水が堤防を越えて流れ出ている」状態、「堤防が壊れ河川の水が大量に溢れ出している」状態の際に行われます（図-２洪水情報の例）。
国土交通省では、全国の１０９水系で平成３２年度までに整備目標を掲げておりますが、姫川では全国に先駆けて今年５月から運用を開始しているところでございます。
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| 図-1 洪水情報の緊急速報メール配信イメージ |
図-2 洪水情報の例 |
地区の防災情報収集等の一環として現地に出向かれる場合もあろうかと思われますが、姫川は全国屈指の急流河川で、流量規模が小さな出水でも河川水の流れは速く大変危険となりますし、強風を伴う台風の場合飛散物に巻き込まれるなど危険な状況も想定されますので、十分注意をいただくと共に、無理をなさらないようお願い致します。
【平成２９年８月２５日報告について】
今年の８月は晴れ間が少なく、ご報告にもありました『（河川敷）を利用する人が昨年度より非常に少なかった』については、私も同様に感じておりました。特に昨年大盛況であった鮎釣りは、昨年と比べて非常に少なかったと思われます。
また、天候不順の影響からか堤防等の植生も成長が著しい状態となっています。本年度２回目の堤防除草作業を９月１日から着手し、１箇月程度の工程で作業を実施することとしております。
引き続き、河川愛護モニター活動について宜しくお願い致します。 |
平成29年９月４日
糸魚川出張所 |
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姫川モニターさん（男性 60代） 糸魚川市在住