平成29年7月報告
【活動内容】
高齢者の目線で、ハードよりソフト、足より経験を基本にモニターしようと考えております。よろしくご指導のほどお願い申し上げます。
◇関川最大の支流保倉川を訪問(7月20日13時頃)
マリーナ上越をはじめ、見違えるように整備され、昔は、戸野目川にまであふれていたボートも見当たらず、両岸も釣りや散歩もできるようだ。
当日は人影も見当たらず、ゴミもなく流れも穏やかであった。特別な問題点の指摘もなかった。
初めて保倉川と出会ったのは、昭和31年に会社へ入社した時である。青黒く濁り、水量も川幅いっぱいの保倉川には、異質に感じた。 |
【事務所からのコメント】
7月期の河川愛護モニターの報告ありがとうございます。
暑い中の活動、お疲れ様でした。
報告にありましたとおり、関川・保倉川沿川では不法係留船舶が目立っていました。
不法係留された船舶は、洪水時の流水の妨げになることや、流出して河川を管理する様々な施設や橋梁等を破損する恐れがあります。
マリーナ上越は、関川や保倉川の不法係留船舶対策として平成14年5月に開港し、不法係留船舶は平成17年11月にすべて撤去されました。
さて、先般7月上旬の大雨についてです。
活動が活発な前線が北陸地方に停滞し、暖かく湿った空気が流れ込んだことで、新潟県内は6月30日夜遅くから断続的に雨が降り続く中、関川流域では7月1日未明から3日の朝にかけて広い範囲で強い雨となり、一旦、小康状態となったものの、7月3日の夜半から5日にかけて再び強い雨が降り、関川の高田水位観測所、保倉川の佐内水位観測所では共に「はん濫注意水位」を超える出水となりました。
当所では、出水中の河川巡視を実施するなど洪水警戒を行い、幸いにも関川・保倉川直轄管理区間では市民生活に大きな影響を与えるような被害は生じませんでした。
近年、雨の降り方が局地化・集中化・激甚化していると言われています。今年も九州や東北、新潟県内をはじめ全国各地で大きな被害が発生していますので、引き続き気を引き締めて関川の管理に努めて参りたいと考えています。
これから夏本番です。
ますます暑くなる季節ですので熱中症に注意すると共に、天候の急変にも留意され、安全に愛護モニターの活動を行って頂けます様、お願い致します。
これから1年間、河川愛護モニター活動をよろしくお願い致します。
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平成29年7月
高田出張所 |
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