高田河川国道事務所

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かわこくニュース

掲載日:平成29年10月17日 
優秀な技能・技術で建設マスター顕彰
伊藤 正氏(糸魚川市能生)「建設機械運転工」
 国土交通省では、建設産業の第一線で「ものづくり」に直接従事され、特に優秀な技術・技能を持ち、後進の指導・育成等に多大な貢献をされている建設技能者を対象として、優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)を行っています。
 高田河川国道事務所が推薦した伊藤正氏(糸魚川市能生「(株)笠原建設勤務」)が、優秀な建設機械運転工として顕彰されました。
 顕彰は現場業務に20年以上従事、自己責任に関する無事故期間が3年以上で、@技能・技術が優秀、A技術開発、施工の合理化を図り顕著な成績、B後進の指導・育成に努めている、C工事の安全・衛生の向上に貢献、D他の現場従事者の模範となる方が選ばれます。
 10月6日、メルパルクホール(東京都港区)の顕彰式典では、全国の建設マスター417名、マスター顕彰条件前で次世代建設現場担い手となる優秀な技能・技術を持つ青年技能者を対象として、平成27年度に創設された青年優秀施工者土地・建設産業局長顕彰(建設ジュニアマスター)108名に顕彰状が授与されました。
 伊藤氏は、バックホウ、クレーンや除雪グレーダーなど多くの建設機械を操作する熟練のオペレータです。入社から37年間、多くの現場で活躍、中越地震後の山古志災害復旧工事にも従事、現場への対応力、判断力に優れ、後進の指導にも力を発揮されています。        
 
技術の継承・若い人への指導が大事
 10月12日、伊藤氏は建設マスター受賞報告のため、高田河川国道事務所に来所されました。
 村下事務所長は、「若い人へ建設技術の伝承をお願いしたい。」と話したのに対し、伊藤氏は、「私の会社は若い人も採用し、最近では退職者と同じくらい採用しています。年齢も上の方なのでオペレータの指導も行っていますが、昔と違って最近では若い人への指導方法も難しいです。」と苦労を話されました。
 「引き続き若い人への指導をお願いしたい。」との村下事務所長の要請に、伊藤氏は、「頑張ります。」と力強く応えていただきました。

左:伊藤正氏   右:村下事務所長
 上越地域の受賞者
   建設マスター   建設ジュニアマスター   
   岡田和義氏 糸魚川市
建設機械運転工
(株)今井工務店 北安曇郡
  和栗宏幸氏 上越市
建設機械運転工
(株)北陸クレーン 上越市 
 
    
    全国の被顕彰者の主な職種
建設マスター   建設ジュニアマスター  
  土工
大工(型枠大工含む)
建設機械運転工   
62人(14.9%)
46人(11.0%)
42人(10.1%)
   建設機械運転工
 電気工
 大工(型枠大工含む)
9人(8.3%)
8人(7.4%)
7人(6.5%)
 
 

 
 

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