高田河川国道事務所

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かわこくニュース

掲載日:平成28年6月1日 
高校新入生対象に「仕事講座」開催しました
〜建設産業の仕事・仕組み・やりがい・魅力を説明〜
 高田河川国道事務所では、建設産業の仕事の仕組みや魅力を知ってもらい、より興味や関心を高めてもらうため、新潟県立高田農業高等学校新入生を対象に仕事講座を開催しました。
 この取り組みは、新潟県上越地域振興局地域整備部、農林振興部、新潟県建設業協会上越支部青年部、高田農業高等学校と連携して実施しています。
 高田農業高校では2年生進級時に学科コースの選択を行います。1年生前半に学科コース選択のため、8班(各班20名)に分かれて総合実習が行われます。
 今回の仕事講座は、総合実習の授業時間の一部として実施、4月19日から6月21日まで8回予定しています。
建設産業の魅力を熱く語る
 5月31日の講座では、建設業協会上越支部山アさんは、「蛇口をひねれば水が出る。スイッチ一つで電気がつく。自動車や自転車が走れる舗装された道路、通学電車の線路、何処でも通話を可能とする携帯電波基地、生活のあたり前と思っているものを作っているのが“建設産業”」であると、説明しました。
 続いて、同協会の荷屋さんは、「建設会社は、道路、橋梁、学校建設、農地整備、民間建築、施設の維持管理、災害時の土砂倒木処理、冬の除雪作業、社会資本整備・メンテナンスなどを行っており、まさに“地域のホームドクター”」と熱く語りました。
 高田河川国道事務所宮島総括保全対策官は、「工事施工前の準備作業を行う測量会社、地質調査会社、設計会社(コンサルタント)、事業計画・地元調整・対外協議・発注など公共工事のコーディネートを行う公務員」など、幅広い建設分野の業務説明を行いました。

きっかけは「人々を守るものづくりを目指したら」
 高田河川国道事務所調査第一課の前田さんは、「もともと実はあまり自分は、土木に興味なく、進学の転機となる中学3年生でも、科学実験とものづくりが好きなだけの学生でした。
 その中で知り合いから、“ものづくりはものづくりでも、もっと周りの人(家族、近所の人だったり)を守るようなものづくりを目指してみたらどうか”といった言葉に感銘を受け、高専に入り工学について学び、現在の北陸地方整備局に勤めることになりました。」と、今の職業につくきっかけを話しました。

若い女性技官の話 興味深く聞く
 受講生は、経験談を話した前田さんと年齢も近いこともあり、興味深く聞いていました。
 また、男子生徒から「除雪機械がいつも並んでいる。その会社は除雪作業しかしていないですか?」との質問がでました。
 宮島さんは、建設業として会社経営を成り立つために、「冬季は除雪、除雪時期以外は、建設工事を行っています。」と回答がありました。
 この講座が、学生さんの将来の職業を考えることに少しでも役立ったのではないかと思います。


 
 

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