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信濃川のQ&Aミニ知識

信濃川の生物
河口付近

河口付近

河口付近は、川の水と海水が入り交じっていて、そこを汽水域といいます。汽水域には多くの回遊魚たちをはじめ、たくさんの魚たちがすんでいます。

サカナ

スズキ


沿岸に生息し、春から夏のころに川へとさかのぼります。出世魚の一種で、幼魚をセイゴ、少し成長したものをフッコといいます。

ボラ


出世魚の一種で、小さいものをオボコまたはスバシリ、川に上ってくるころをイナ、海に帰って成長したものをボラといい、特に大きなものをトドといいます。

ヌマガレイ


カレイは、多くは岸近くの海底に生息し、川へ上ってくるものがあります。カレイの仲間は、まわりの色に合わせて体の色を変えます。

モクズガニ


モクズガニ

このカニは川の淡水域などで成長し、大きくなると川を下って河口から海域の広い範囲で繁殖活動を行います。モクズガニはカニ類のなかでも珍しく回遊を行います。

トリ

ウミネコ


ウミネコ

カモメの中では、中ぐらいの大きさで尾羽の先端に黒い帯があるので容易に見分けることができます。ネコに似た鳴き声をするのでこの名があります。

セグロカモメ(冬鳥)


ウミネコに似ていますが、それより大きく翼の上が灰色で、先が黒と白の模様があります。群れを成して生活し、死んだ魚などを食べています。

ウミウ


海に面したきりたった岸壁に巣をつくって生息します。カワウより大きく、集団で生活します。海のもぐって魚を捕らえます。

スズガモ(冬鳥)


冬鳥として多数が渡ってきて、波の静かな海岸や河口に群れをなしています。水かきを使って水にもぐり、貝類をまるごと食べます。

アビ類(冬鳥)


アビ類には、ハシジロアビやオオハムなどがあり、日本には冬鳥として渡ってきます。それぞれ、大形で流線型をしおり、潜水に適した体形をしています。



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