宮中取水ダム試験放流検証委員会
第7回委員会
以下の2点について審議していただきました。
- 平成26年度(5年目)調査等結果(中間報告)
- 3次元水理水温解析モデル
平成26年度(5年目)調査等結果(中間報告)
【資料説明】
平成26年度(5年目)調査結果については東日本旅客鉄道(株)が説明
【議事】
委員:
河川水温が、同じ日のなかで下流に行くに従い上昇するのはなぜか。
委員:
水が日射で温められながら流下しているため、下流の方が高くなる場合があると考えられる。現在、3次元水理水温解析モデルの構築を行っている途中であるので、これができればもう少し詳しく説明ができると考えている。
委員長代行:
サケは12月になっても遡上しているので11月を過ぎても遡上調査をしておけばよかったと考えている。
3次元水理水温解析モデル
【資料説明】
事務局より3次元水理水温解析モデルについて説明
【議事】
委員:
3次元水理水温解析モデルについて、水温に影響を与えているパラメータが何なのか、重みづけ等についての考え方を説明してほしい。
委員:
恣意的な重みづけを行う考えはなく、一般的な方法をとるつもりである。
委員:
水温に影響を与えているパラメータとして、降雨による影響は考慮しているのか。
委員:
天気が晴れて水温が上昇している場合を想定しており、現時点では降雨の影響は考慮していない。
委員:
魚類が確認された最高水温は、その種が生息困難となる限界と考えられるので、そのような水温が存在するのかといった観点での整理をお願いしたい。
事務局:
いただいたご意見も踏まえて報告書は作成していく。
委員:
宮中取水ダムの過去の水温測定記録はあるのか。記録があれば簡単な水温検討が可能と思われる。
東日本旅客鉄道(株):
魚道とは別に湛水池の水深2〜3mで測定しているデータがある。いつ頃からあるのかは確認して報告する。
事務局:
次回の開催は平成27年1月とし、5年間の試験放流の検討結果の報告を行う。