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宮中取水ダム試験放流検証委員会

第2回委員会

以下の2点について審議していただきました。

  • 平成22年度(1年目)宮中取水ダム試験放流結果
  • 平成23年度(2年目)宮中取水ダム試験放流計画

平成22年度(1年目)宮中取水ダム試験放流結果


【事務局説明】

[平成22年度(1年目)宮中取水ダム試験放流結果]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【議事】

委員:
国土交通省による河川巡視パトロール巡視時に確認された河川利用者数に、イベント利用者は含まれているか。

事務局:
週4日程度の頻度で行っている河川巡視パトロール中の可視範囲で確認された人数である。実際の河川利用者数はこれよりも多いと思われる。

委員:
宮中取水ダム(魚道)での魚類(サケ遡上)調査において、2年魚が16個体確認されたというが本当に2年魚なのか。2年魚は鮭児といって北海道でも珍しいものと認識している。これらの個体がサケトラップに入った時の日付と捕獲時の写真を確認したい。

委員:
新潟県内に2年魚が遡上した例は少ない。写真・鱗相等を用いてもう一度調べ直した方がよい。

東日本旅客鉄道(株):
写真、試料は残っているので、サケトラップに入った各個体の日付や年齢査定結果については精査し、後日お知らせする。

委員:
河川形態調査において、約80m3/s放流時の平瀬面積は、約100m3/s放流時に比べ増加し、約50m3/s放流時と比べ変化が小さい傾向がみられる。また、約80m3/s放流時の早瀬面積は、約100m3/s放流時に比べ減少し、約50m3/s放流時と比べ変化が小さい傾向がみられる。どのように理解したらよいのか。河川構造的にうまく説明できるのか。平瀬面積が大きく変化したら生物への影響はあるのか、解析結果はあるのか。

東日本旅客鉄道(株):
そこまで踏み込んだ解析は行っていない。ご指導されたことを踏まえ検討したい。

委員:
河床の状態によっては平瀬が形成されやすい場所もあると思われる。平瀬面積の変化は、魚類や水生生物の生息に影響を与えると思われるが、一般的にはそこまで解析されてはいないだろう。

委員:
今後、どのくらいの流量規模が適当なのかを考えていくにあたり、1年目の結果として平瀬面積に変化があったということには注目したい。

委員:
平瀬面積が増加すれば、これに伴い造網型の水生昆虫が増加し、水生昆虫の優占種が変化するなどの変化があるはずである。カワゲラ等にも着目して解析しては。

事務局:
・サケトラップに入ったサケの年齢査定について残っている試料を用いるなどして精査する。その結果、本会に報告した結果が変わるかもしれないが、ご了解願いたい。
・河川形態調査は今後もデータ蓄積して、減水区間における試験放流量別の傾向(瀬・淵等の面積変化等)を分析したい。

委員長:
委員会での指摘事項に対する事務局対応と併せ、今回提出された調査結果については了承する。


平成23年度(2年目)宮中取水ダム試験放流計画

【事務局説明】

[平成23年度(2年目)宮中取水ダム試験放流計画]

 


【議事】

委員長:
今回提出された計画については了承する。

事務局:
本日審議いただいた内容と結果につきましては、第22回信濃川中流域水環境改善検討協議会にご報告させていただきます。




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