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信濃川大河津資料館
大河津資料館だより ◆探検「大河津分水」◆                  
知られざる固定堰
●固定堰とは?
 堰とは河川を横断して水位を制御する構造物のことで、中でも水位、流量を調節する機能をもたない堰を固定堰と呼びます。
大河津分水では可動堰の左岸側(寺泊町側)に長さ約520mの固定堰があります。


1907(明治40年) 信濃川改良工事(第2期工事)の着工が決定。この時点では固定堰の建設は予定されておらず、長さ約800mの床固工の建設を予定していた。
1909(明治42年)    大河津分水路開削が始まる。この頃、当初の計画が変更され長さ550mの固定堰を建設することが決定される。
1916(大正5年) 堰堤工事として固定堰建設に着手。
1922(大正11年) 5月固定堰完成。8月25日大河津分水通水。
1927(昭和2年) 自在堰陥没。固定堰の洗掘が明らかになる。信濃川補修工事として、可動堰建設とともに長さ約520mの固定堰補強工事が決定される。
1928(昭和3年) 固定堰補強工事着手。水叩部の補強、高水護岸の工事などが始まる。
1931(昭和6年) 4月固定堰補強工事竣工。
2003(平成15年) 可動堰改築にともない固定堰改築に着手。

1916年頃の固定堰設計図 1928年頃の固定堰洗掘状況
●大河津分水固定堰の役割
大河津分水の固定堰は可動堰と併設されており、洪水のときに可動堰を全開にしても処理しきれない水が固定堰を越えて分水路に流れていくしくみになっています。分水路側に堰を設置しない場合、上流から流れてくるほとんどの水は分水路へ流れ、信濃川本川に水が流れなくなってしまいます。この問題を解決するために固定堰と可動堰が設置され、信濃川本川に安定した水量を供給するようになっています。
洪水時の固定堰
洪水が固定堰を越えて流れている
●全国各地の固定堰
 全国各地の固定堰(転倒堰含む)の中から大河津分水と同じように「固定堰+可動堰」となっているものをあげてみました。みなさん機会があればぜひご覧になって下さい。
堰名称 河川名 県名
内親堰 白石川 宮城県
福岡堰 小貝川 茨城県
阿賀野川頭首工 阿賀野川 新潟県
湛井堰 高梁川 岡山県
島内可動堰 隅川 大分県
参考資料:山内彪編著「堰の設計」
山海堂 1990年発行

信濃川大河津資料館 〒959−0124 新潟県燕市五千石 (旧分水町五千石)
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