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気象データ 水文データ(信濃川) 記録写真(信濃川)

気象概要

26日午後四国の南方海上400kmぐらいのところにあった熱帯性低気圧がゆっくり北上して発達し、台風6号となり北東進し、本州南岸沿に停滞していた前線を押し上げ、関西地方から中部地方にまで雨域を広げた。台風6号は27日午後には熱帯性低気圧に変わり、梅雨前線を刺激して、中部山岳並びに伊豆半島に豪雨をもたらした。
28日梅雨前線が関東地方の南部を横切って本州の南岸に停滞し、29日朝にはまた北上して中部山岳地帯、関東北部、北陸近畿の一部に同日いっぱい雨を降らせた。30日梅雨前線は引き続き北陸付近を通って西に伸びていた。このため、30日夕刻から7月1日朝にかけ、北陸地方に豪雨をもたらした。


天気図
6月29日〜7月3日
当時の気圧の単位は、ミリバール(mb)を使用している。 (1ミリバール=1ヘクトパスカル)

提供:気象庁


等雨量線図