はじめに

第1章
新潟県中越地震の概要
第2章
北陸地方整備局所管施設
等の被害及び応急復旧状況
第3章
様々な支援の取り組み
第4章
北陸地方整備局所管施設
等の本復旧及び復興
第5章
地震発生後の動き
第6章
地域への情報提供
第7章
参考資料



国土交通省
北陸地方整備局


第2章 北陸地方整備局所管施設等の被災及び応急復旧状況

第4節/営繕施設
1.被害状況
2.応急復旧状況

2  応急復旧状況
 官庁施設の被害は、民間建築物や道路等の公共施設、ライフラインなどと比べて比較的被害の程度は小さく、大半の施設において短期間の内に業務を再開した。小千谷税務署については、外壁面等にせん断ひび割れが発生したため、余震が収まるまでは建物内への立ち入りを控えるよう要請するとともに、詳細調査の結果、耐震補強を含む本復旧が必要となったことから、早期の工事発注に向け、設計に着手した。また、構内舗装のひび割れ・沈下などの外部被害に対しては、積雪期をむかえることから、被害の拡大や二次災害の発生の恐れのないことを確認し、雪解けを待って本復旧を行うこととした。
 なお、本復旧の方針としては、原則として現状復旧とし、耐震補強等については新耐震設計基準に基づきその性能等を確保することとした。
 応急復旧状況を写真2-4-7〜8に示す。

写真2-4-7 仮設便所の設置(小千谷税務署) 写真2-4-8 プレハブ仮庁舎の建設(小千谷税務署)
写真2-4-7
仮設便所の設置(小千谷税務署)

写真2-4-8
プレハブ仮庁舎の建設(小千谷税務署)

前に戻る TOPへ戻る 次へ進む