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三国川ダムの誕生
 三国川は、流域面積110.9km2、流路延長22.0km、平均河床勾配1/20(20mで1m下る角度)の急な流れの川で、過去に幾度となく下流の洪水被害をもたらしました。特に、昭和44年8月洪水では、未曾有の被害が発生したことから、昭和49年に「信濃川水系工事実施基本計画」が改定され、三国川の整備水準も100年に一度の確率で起きる洪水にも対応できるよう、引き上げられました。
  関越自動車道の全線開通や、上越新幹線が開業し、地域社会が発展することに伴う、上水道用水や工業用水の需要拡大への対応や、流水の正常な機能維持のため、それまでの地下水くみ上げに代わる抜本的な水資源確保が求められました。
 これらを踏まえ、三国川ダムは、洪水調節、流水の正常な機能維持、上水道用水の安定供給などを目的に建設され、平成4年に竣工しました。

三国川ダムが支える暮らし
 魚沼地域は、四季折々に、美しい田園風景が広がる実り多き地域です。その中でも「魚沼産コシヒカリ」は、おいしいお米の代名詞として、全国的に有名です。
三国川ダムは、このおいしいお米を育てるために必要な「水」を守り、下流域に安定した供給を行っています。
魚沼地域のお米の作付面積:
  平成15年産 平成14年産
作付
面積
10a当たり
収量
収穫量 作付
面積
10a当たり
収量
収穫量
六日町 1,520ha 504kg 7,660t 1,550ha 547kg 8,450t
(北陸農政局資料)
 三国川ダム下流域の六日町、塩沢町、大和町の水道用水は、三国川ダムからの水が供給され、その量は、1日に76,000m3(25m×13m×1mプールで約234杯分)の取水を可能にしています。
三国川ダムの水は、人の暮らしに欠かすことのできない電力にも利用されています。五十沢第二発電所では、最大出力9,100kwの発電を可能にしています。

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