連柴柵工(れんさいさくこう)

砂防ダムにおける土留工で使用されている事例:

<工法の概要説明>
連柴柵工は、丸太杭と連柴に柳の枝を組み合わせて、海岸の保護や土留めを行う工法で、大河川から小河川まで多様な施工ができます。連柴により施設が一体化できるため土圧の分散ができるうえ、透水性に優れているので湧水や雨水の処理も迅速にできます。 また、柳の枝の成長後は環境に良い土留め柵や、自然河岸の創造が可能となるほか、生態系における機能としても、多孔性を活用し、小魚・昆虫類など河川の水生生物の棲家として生息環境の創出にも役立っています。
<施工手順>
松杭設置 連柴取付け 吸出防止材設置 完成