いまも隆起が活発な北アルプスの山々
大町市の西側は北アルプスの山岳地帯で、北は五竜岳(2,814m)から南は槍ヶ岳(3,180m)まで、たくさんの高い山々が大町市に含まれています。北アルプスは標高3,190mの奥穂高岳を筆頭に3,000m級の高山が10峰ありますが、これらの山々は、ここ200万年の間に1,700mも隆起(山が盛り上がる活動のこと)したといわれ、現在、日本アルプスでは年に4mm程度隆起が見られるところがあります。
この割合で隆起し続けると、あと200万年たてば北アルプスの山々はさらに高い山に成長する計算になります。しかし、山が無制限に高くならないのは、浸食されてけずり取られていくからです。 |
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