山根 恭子

調査課は、測量・地質調査・気象観測・設計など、主に工事の下地となる材料を整えるのが仕事になります。また、事業についての広報も大事な業務の一つです。昨年の夏には先輩職員と一緒に、小学生を対象とした砂防についての出前講座を行いました。

私自身、北陸地整に採用されるまで「砂防」についてほとんど何も知らなかったのですが、日常のくらしを守る砂防事業の大切さを人に教えることは大変勉強になりました。

立山砂防は90年以上も直轄事業を行っている所というのもあり、調査課という、事業の源流となる部署で働いていて、自分がやっていることが何年も先まで影響するのだと思うと責任とやりがいを感じます。

山根 恭子 立山砂防事務所 調査課(土木) 山根 恭子
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職場には知識も経験も豊富な先輩方がたくさんいらっしゃるので、困ったことがあったらすぐ相談でき、とっても頼りになります。先輩方にはかなわないなあという思いと、自分ももっと経験を積んでいつか皆さんと対等に議論できるようになりたい、という目標を持って日々モチベイションを高めています。

私は大学では農業土木をやっていたので、仕事についていけるか不安もありましたが、周りにいるのは支えてくれる方ばかりです。むしろ、知らなかったことを学ぶことができる今がとても楽しいです。

趣味は旅行で、昨年末は友人とネパールに行ってきました。カトマンズとバクタプルという、観光客も多く訪れるふたつの町をつなぐ幹線道路があるのですが、それは立山砂防事務所長がネパールに出向した際に計画した道路だそうです。

事務所長には旅行前におすすめ観光地情報を教えていただいたり、帰国後はタクシーから撮影したその道路の動画をお見せしたりなど、しばらくネパール話で盛り上がりました。

就職したら、学生以上に毎日変化のない生活を送ることになってしまうのかな?と不安もありましたが、事業が進んだり興味を持てることが増えたりと、新しいことにもたくさん出会えます。未来の自分を楽しみに、就職活動に励んでください。

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