国道49号(福島県いわき市~新潟市)は太平洋側と日本海側を結ぶ主要幹線道路であるとともに、 阿賀野市、阿賀町と新潟市との交流を支える道路として重要な役割を果たしています。
しかし、 阿賀野市保田から同市中央町1丁目間は19,100台/日もの交通量があり、大型車が17.6%を占めている状況にあります。また、現道は 阿賀野市の市街地(旧安田町、 旧水原町)を通過しているのに加え、幅員が狭いことから、交通混雑や交通事故等が発生しています。また、 自動車交通による交通騒音等の生活環境に与える影響が問題となっています。
阿賀野バイパスは、これらの問題を解消し安全かつ円滑に交通を処理することによって、 阿賀野市の将来の街づくり及び 「新潟県東部産業団地」、「総合運動公園」などを支援し、当該地域の発展に寄与するものであります。
安野町交差点付近の渋滞状況
中央町交差点付近の渋滞状況
路線名 | 一般国道49号 安田バイパス | 一般国道49号 水原バイパス |
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起終点 | 起点 阿賀野市六野瀬 終点 阿賀野市寺社 |
起点 阿賀野市寺社 終点 阿賀野市下黒瀬 |
延長 | L=5.6km | L=8.1km |
車線数 | 4車線(完成) 2車線(暫定) | 4車線(完成) 2車線(暫定) |
標準幅員 | W=28.0m(3.5-2.0-7.0-3.0-7.0-2.0-3.5) | 高盛土部:W=21.0m(2.0-7.0-3.0-7.0-2.0) 低盛土部:W=28.0m(3.5-2.0-7.0-3.0-7.0-2.0-3.5) |
構造規格 | 第3種第1級及び第2級 | 第3種第1級 |
設計速度 | V=80km/h(第3種第1級) V=60km/h(第3種第2級) |
V=80km/h |
事業経緯 |
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阿賀野バイパスに使用する盛土材は、建設資材リサイクルの観点から、河道掘削で発生した土砂を使用しています。
河道掘削土砂が想定より水分を多く含んだ粘土状の材料であったことから、盛土材の土質改良が追加で必要となりました。
盛土材の現状や土質改良状況、施工手順等を映像にてとりまとめております。