アルプスSABO NEWS

Date:
2016/7/1
実践的な危機管理技術の保持をめざして!
長野県砂防技術者継続学習プログラムが開催されました!
  6月21日(火)、長野県姫川砂防事務所において「長野県砂防技術者継続学習プログラム」として、講習会が開催されました。
  長野県の土砂災害危険箇所数は全国でも上位であり、県土の広さと地形、地質の複雑さから土砂災害が多く発生しています。
  長野県では、土砂災害に対し実践的な危機管理技術を保持し、的確で迅速な現場対応にあたる職員の育成・継承することを目的として今年度より砂防技術に関する専門性の高いOJTプログラムを実施しています。
  当日は、長野県の砂防事務所のみならず各建設事務所より10名の受講者が集まり、土砂災害防止法の概要、危険箇所点検手法等の基本学習や実戦訓練として実際に現場へ出て土石流危険渓流の点検訓練を行うとともに講師から点検をする際のポイント、点検時の注意事項、機材の使用方法等を学びました。松本砂防事務所からも、若手技術者3名が講習会に参加しました。
  長野県では、年間2回の講習会を毎年実施していくとともに、実際に土砂災害が発生した場合は、今回の受講者の中から土砂災害現場へ同行させることで、さらなるスキルアップを行っていくそうです。
  

受講者のみなさん
現地での危険箇所点検訓練
(斜面点検のポイント)
レーザー距離計による計測訓練
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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