アルプスSABO NEWS

Date:
2016/5/25
北アルプス 徳本峠の登山道を整備!
  松本市安曇の北アルプス上高地への古来入山ルート、徳本(とくごう)峠の登山道で5月19日(木) 、ウェストン祭に向けて松本市や県、環境省、林野庁、自然公園財団等の関係者計17人が整備作業を行いました。松本砂防事務所からも職員2名が参加しました。
  登山道は安曇島々―徳本峠―上高地・明神を結ぶ約23キロ。日本近代登山の父と称されるウォルター・ウェストンらが通り、昭和初めまで上高地への表玄関でした。
  もともと沿道の徳本峠小屋と岩魚留(いわなどめ)小屋の従業員が主に維持管理をされていましたが、2006年7月の豪雨災害で登山道が寸断されました。当時、市安曇支所観光課長だった自然公園財団上高地支部所長の奥原さんが呼び掛け、 07年からは春と秋に市や県、国機関の職員が登山道の整備を行っています。
  この日は徳本峠から下山しながらの作業でした。道中、荒れた道を整備したり、流されてしまった橋の代わりに廃木を利用して新たな橋を架けたりと、登山者にとって利用し易いように工夫しながら修復できました。

奥原所長のあいさつ
橋の架け替え作業
参加された皆さん
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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