アルプスSABO NEWS

Date:
2014/8/21
姫川建設監督官工区安全協議会管内工事の8月期安全パトロールを実施しました!!
  平成26年8月20日(水)の午後、松本砂防事務所工事安全対策協議会姫川建設監督官工区協議会による工事現場の安全パトロールを実施しました。

  姫川建設監督官工区協議会では毎月1回、第三水曜日を基本として、姫川建設監督官工区協議会メンバー(工事の現場担当者と松本砂防事務所の担当職員等)と労働基準監督署の方々を招いて、施工中の工事現場の安全パトロールを行っています。
  安全パトロールは工事現場で作業を行うにあって危険箇所等の確認を行うとともに、危険箇所等があった場合の改善を図り常に可能な限り現場を安全な状態に保つよう行っています。

  今回は、姫川建設監督官工区で現在作業を行っている7工事のうち3工事(法面対策工事1件砂防堰堤工事1件・資材運搬道路工事1件)について、パトロールを行いました。 当日の参加者は、上越労働基準監督署2名、工事現場代理人・監理技術者等7名、監督職員2名、姫川監督官管内幹事1名、松本砂防事務所職員1名の計13名で実施しました。
  当日のパトロールでの講評結果の主なものは以下のとおりです。

        良い事例
        * 溶接時のマスクが徹底されていた。
        * 足場に幅木の設置が徹底されていた。
       悪い事例(指摘事項)
        * 休憩用のテントの設置が点在して設置されていたのは良いができれば可搬式 
           であるためもう少し現場に近い方が良い。
        * 降雨時や強風時の通勤経路の林道に於ける崩落等に注意すること。
        * 急な斜面で階段工を設置してある現場が多いが昇降時に注意すること。等

  今回は上越労働基準監督署より井越専門官と西岡監督官を招き、パトロールを行いました。反省会では、各現場からパトロール結果の指摘事項をそれぞれ報告した後、労働基準監督署より講評をいただきました。その後平成26年7月末現在の労働災害発生状況について報告をうけ、「平成26年は7月末までに2名の死亡事故を伴う労働災害が発生しており、その内の全てが建設業である。今後とも、いっそう安全管理の徹底をお願いします。」と注意を促されました。また、H26.7.31から呼吸用保護具の対象工種の拡大に関する事項やH26年~H28.6の間に施行される予定の労働安全衛生法の改正内容について説明をいただきました。
  当日は立秋を過ぎたとはいえ、暑さは衰えず気温31℃・湿度55%となかなかの暑さで、まだ、残暑はしばらく続きそうです。今後とも熱中症に引き続き注意してください。
  
葛葉下流山腹工法面工その6工事
パトロール状況
大所第2号上流第2砂防堰堤改築工事
パトロール状況
大所第9号砂防堰堤資材運搬道路その3工事
パトロール状況
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