アルプスSABO NEWS

Date:
2014/8/21
北陸地方整備局を志望する学生を対象に
松本砂防事務所管内の現場見学会を開催しました
  平成26年8月14日(木)に、北陸地方整備局を志望する大学生(技術系)5名を対象に松本砂防事務所管内の現場見学会を開催しました。

  当日は、松本砂防事務所管内の姫川流域の平川、姫川、浦川の現場を半日かけ案内しました。
 長野県白馬村の平川では、基幹砂防堰堤の源太郎砂防堰堤を案内し、砂防堰堤の整備により、別荘地開発や公共施設建設、オリンピック開催等があった村発展の歴史を紹介し、元白馬村長の横沢裕氏が言われた「はじめに砂防ありき」という言葉が記された石碑も見学しました。
 長野県小谷村と新潟県糸魚川市の県境で施工中の葛葉山腹工において、長期間にわたって行われている長大斜面の法面対策を案内しました。
 長野県小谷村の浦川では、日本三大崩れの一つである稗田山崩壊地を案内し、工事が至難な箇所で行われている無人化施工の工事など高度な技術を使った砂防工事を紹介しました。

  参加した学生たちは、スケ-ルの大きな砂防事業の現場に驚き、また、具体的に仕事へのイメージも湧いてきた様でした。

  現場に携わる職員が、学生に直接説明することで、スケ-ルの大きな砂防事業の現場に携わる魅力や現場作業員に配慮した無人操作重機での施工による高度な技術の利用等を知ってもらい、北陸地方整備局の業務の魅力を直に感じてもらうことができたのではないかと思います。
「はじめに砂防ありき」の石碑
葛葉山腹工見学の様子
稗田山崩壊地見学の様子

※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


アルプスSABO NEWS一覧へもどる