アルプスSABO NEWS

Date:
2014/6/23
糸魚川市管内の土砂災害危険箇所の合同巡視を行いました!
 6月は土砂災害防止月間です!!

 今年の梅雨入りは関東甲信地方が6月5日に発表以来、北陸地方の梅雨明けの音沙汰がありませんが、エルニーニョ現象により冷夏になるやら、長梅雨になりそうやらと噂があります。
 昨年はゲリラ豪雨的な雨で、各地域も災害の発生や工事現場でも降雨対応で苦労した年でした。
 先日は台風7号が、日本の南に発生し以後中国大陸へ上陸し、温帯低気圧となって一安心していた矢先に、日本へ最接近した温帯低気圧が海上で勢力を回復し再び台風となり(このような事例は5年ぶりのことだとか)九州地方の方々はさぞかし、慌てたことと思われます。
 温暖化の影響か最近の気象は何があるか分かりません。くれぐれも、天気予報や災害情報等にご注意下さい!!
 
 毎年梅雨期に各地では降雨による土砂流出が発生し、地域の方々の生命財産を脅かす災害が後を絶ちません。そこで、状況認識の一致を図ると共に緊急時迅速な対応を行うため、平成26年6月5日(金)に糸魚川市管内の防災関係機関で土砂災害危険箇所の合同巡視を行いました。
 
 当日は、松本砂防事務所、新潟県糸魚川地域振興局、糸魚川市の職員9名が土石流危険渓流を主として糸魚川市の3箇所の巡視を行いました。
 巡視箇所は、①大規模崩壊の対策箇所である新潟県糸魚川市大所地先(葛葉下流山腹工法面工その6工事)と、②土石流危険渓流の空沢川、③土石流危険渓流の栗山川について現地を確認しました。
 
 今回の巡視では緊急的な対策を必要とするような箇所はありませんでしたが、万が一土砂災害時には、各防災関係機関において今回の合同巡視を踏まえ迅速な対応を行って行きます。
崩壊斜面の対策状況
(葛葉下流山腹工法面工工事)
土石流危険渓流の空沢川巡視状況
土石流危険渓流の栗山川の巡視状況
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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