アルプスSABO NEWS

Date:
2014/3/20
焼岳火山噴火対策協議会「焼岳火山防災訓練」に参加しました!
  平成26年3月17日(月)に松本市安曇沢渡で、長野、岐阜両県関係機関でつくる「焼岳火山噴火対策協議会」の主催による「焼岳火山防災訓練」が昨年に引き続き開催されました。

 この訓練は、「焼岳火山防災計画」に基づき、噴火の可能性が生じた場合に各防災関係機関がとる初動体制や他機関との連携・連絡体制の確認、及び火山活動が活発した場合の現地災害対策本部の設置・運営手順についての確認を目的として図上訓練形式で行ったものです。

 両県から関係機関10機関約20名が参加し、国土交通省からは、松本砂防事務所、神通川水系砂防事務所、長野地方気象台が参加しました。

 訓練は、焼岳が気象庁の噴火警戒「レベル1」平常時から「レベル3」入山規制へ順に引き上げられた場合と、「レベル3」において規模が拡大した場合の4ステージに分け各機関の対応を確認しました。また、訓練終了後に行われた全体討議では、各機関で抱えている問題を共有し、意見交換を行いました。

 今後も、焼岳火山噴火対策協議会では、「焼岳火山防災計画」に基づいて、長野県、岐阜県両県合同で毎年1回防災訓練を実施し防災意識の向上、啓発をおこなっていく予定です。
  松本砂防事務所としましても、訓練に積極的に参加し、他機関との連携を深めていきたいと考えています。

 ※参加機関・・・松本砂防事務所、神通川水系砂防事務所、長野地方気象台、長野県(危機管理防災課・松本地方事務所・松本建設事務所)、岐阜県(飛騨振興局・防災課)、松本市、高山市

訓練時の様子
全体討議の様子
平常時の焼岳
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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