アルプスSABO NEWS

Date:
2013/11/21
姫川建設監督官工区安全協議会管内工事の11月期安全パトロールを実施しました!!
 平成25年11月20日(水)の午後、松本砂防事務所工事安全対策協議会姫川建設監督官工区協議会による工事現場の安全パトロールを実施しました。
(安全パトロールは工事現場で作業を行うにあって危険箇所等の確認を行うとともに、危険箇所等があった場合の改善を図り常に可能な限り現場を安全な状態に保つよう行っています。)

 昨年は11月14日の白馬村の初雪で平年より1週間早いと慌てていましたが、さらに今年は11月11日の昨年より3日、平年より10日早い初雪でした。
 当管内の工事現場も例年のこととはいえ、ついにきたかということで各現場は竣工にむけムチをいれ日々ガンバッテいます。
 雪は新潟県側の工事現場にも影響を与え多い現場で30cmを越える降雪が有り早くも除雪作業を行いました。その後気温は若干上がりましたが、新潟県側のこの時期は好天がつづかず連日、雨天が多く現場も思うように捗らず苦労しています。

 今回の工事安全パトロールは、今年になり6回目のパトロールで新潟県に現場事務所を所有する工区としては今年最後のパトロールになります。 実施箇所は、現在未だ施工中の全箇所を対象に、中股第3号砂防堰堤工事、小滝瀬野田砂防堰堤工事、小滝第1号砂防堰堤その5工事の3現場を行いました。
 当日の参加者は、上越労働基準監督署1人、工事現場代理人・監理技術者8人、監督職員2名、姫川地区幹事1名、松本砂防事務所職員3名の計15名でした。
 当日のパトロールでの講評結果の主なものは以下のとおりです。


     良い事例等
     * 終盤になり安パトの成果と各工事現場の努力により指摘事項が少なかった。
     * 残存型枠の転倒防止がしっかりされていた。
    
     悪い事例等
     * 仮設配電盤の施錠がされていなかった。
     * バックホウのサイドミラーがなかった。
     * 今後の降雪に向け現場の撤去時期の見極めをしっかり行ってください。等


 今回は上越労働基準監督署より井越専門官を迎え、各現場の指摘事項と共に、平成25年10月末現在の労働災害発生状況や冬季特有の労働災害撲滅について報告頂きました。

 最後に現場の皆さんへ、日増しに寒さが厳しくなってきますが、体調管理には十分気を付けるとともに、日没も早くなってきたことに加え、砂防工事は谷間に実施しており、現場はかなり早くから暗くなります。工期に負われ、ついつい当日のノルマを終えるため遅くまで作業を実施することもあると思いますが、その際は手元の明かりの確保をしっかり行って下さい。
 また、先般国道148号線小谷村、白馬村にての交通事故による死亡が今朝新聞記事でも報道されていましたが、冬の雪道は平常より交通安全にご留意下さい。
 履行期限まであと僅か安全に気を抜かず、もう一頑張りよろしくお願いします。

中股第3号砂防堰堤工事パトロール状況
小滝瀬野田砂防堰堤工事パトロール状況
小滝第1号砂防堰堤その5工事パトロール状況
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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